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  • 2023.09.06

クローラビリティとは?ホームページのSEO評価の向上に必須

クローラビリティとは、サーチエンジンのクローラーのページの見つけやすさのことを言います。

クローラビリティを高めることで、ホームページにあるすべてのページが検索結果に表示されるようになるので、SEOを行っているホームページにおいては、クローラビリティを検討することは重要です。

当ページでは、クローラビリティとは何かや、対策法について紹介します。

クローラビリティとは

クローラビリティとは、サーチエンジンの情報収集プログラムになるクローラーのページの見つけやすさのことを言います。

クローラビリティを高めるメリットは2点あります。

1点目が、クローラビリティが高いホームページと言うのは、サーチエンジンにすべてのページを認識してもらうことができるので、全ページを検索結果に表示させることができる可能性が高まります。

サーチエンジンは、インターネットを回遊して、さまざまなページを発見していますが、被リンクがないページは、外部サイトから訪れることはできませんし、ホームページのクローラビリティが低いと、サイト内の別ページからの訪問確率も低くなります。

2点目が、クローラビリティが高いホームページは、ページで検索順位が高まる可能性があります。

サーチエンジンは、1度ページに訪問しただけで、そのページのすべての情報をデータベースに格納しているわけではなく、1度の訪問ではソースコードの2,3行程度しかデータベースに格納していません。

すなわち、サーチエンジンの訪問回数が多いページほどデータベースに格納されるコンテンツ量が多くなるので、訪問頻度が高いほど上位表示を実現しやすくなっているのです。

ただし、クローラビリティは、Google曰く1,000ページ未満のホームページは気にしなくても良いと発言をしていますが、当社では、このGoogleの発言は、ホームページ制作時の意識ではなく、運営の中で404 NOT FOUNDや301リダイレクトへの対応が不要という意味になっていると考えています。

そのため、1,000ページ未満のホームページであったとしても、クローラビリティを高めることで、より高いSEO効果を実現できると思っています。

では、次にクローラビリティを高めるホームページ制作法を紹介します。

SEO効果が高まるホームページのクローラビリティ対策

内部リンクの最適化

クローラーはリンクを辿り、ホームページにあるさまざまページを発見しています。

そのため、ホームページ制作時には、内部リンクが一つもないページを作成してしまうと、クローラビリティの低下を招いてしまう恐れがあります。

さらに、サーチエンジンは、ソースコードを上から順番に閲覧しているので、重要なページへの内部リンクは、ソースコードの上部に記載することが大切です。

単にユーザーの利用だけを考えた内部リンクの設置だけではなく、サーチエンジンの認識を考えた内部リンクの最適化が、クローラビリティを高めるうえで重要な要素になっているのです。

また、単にページだけではなく、CSSやJava Scriptなどのファイルへの内部リンクもサーチエンジンが認識しやすい構造にすることによって、ホームページのSEO効果が高まる可能性があります。

ウェブ標準でコーディング

ウェブ標準とは、W3Cという非営利団体が定めたコーディングルールのことを言います。

このコーディングルールは、サーチエンジンも理解をしているので、ウェブ標準をベースにして、ホームページの情報収集から解析までを行い、SEO効果を決定しているのです。

すなわち、ウェブ標準でコーディングすることは、サーチエンジンから認識がしやすいホームページとするためには必須になり、認識がしやすいほど、クローラーの訪問回数を高めることが可能です。

ただし、サーチエンジンはコーディングによって検索順位を定めるのではなく、ホームページにあるコンテンツの品質で検索順位を定めたいと考えているので、最近ではそこまで高い効果を実現することは難しくなったように感じます。

良質なホームページ制作と運営

サーチエンジンは品質の高いページであるほど、クローラーの訪問頻度を高めていると公表していて、ホームページを良質化することによって、自然とクローラビリティを高める効果があります。

ただし、この良質かどうかはウェブマスターが判断できるものではなく、サーチエンジンが判断しているので、お客さまができる対策は、良質を意識したホームページ制作や運営に取り組むだけになっています。

人間が見たときに良質であれば、サーチエンジンも良質であると判断する可能性があるので、クローラビリティを高められる可能性が高いと言えます。

GoogleサーチコンソールとBingウェブマスターツールの実装

クローラビリティを高める対策として、ホームページ制作が終わったあと、GoogleサーチコンソールとBingウェブマスターツールを実装して、XMLサイトマップを送信することが大切です。

XMLサイトマップは、サーチエンジンにホームページにあるすべてのページのURLを伝えることができるファイルになるので、サーチエンジンが認識漏れをしてしまうページをなくすことが可能です。

一般的に、ホームページ制作会社が公開後にGoogleサーチコンソールとBingウェブマスターツールを実装して、XMLサイトマップの送信を行ってくれますが、お客さま自身でも確認だけは行うようにしましょう。

ホームページ公開後に被リンク数を増やす

サーチエンジンは、リンクを辿ってさまざまなホームページを発見しているので、さまざまなドメインからの被リンクがあることで、ホームページのクローラビリティを高めることが可能です。

ただし、自作自演で闇雲に被リンクを行っても効果を出すことはできないので、良質なホームページ制作や運営を行い、ナチュラルリンクの獲得を狙うことが大切です。

まとめ

クローラビリティを紹介しました。

クローラビリティの高いホームページを制作することで、すべてのページが検索結果に表示されたり、さらには各ページのSEO効果を高めることが可能です。

SEOに取り組んでいるホームページの参考になれば幸いです。