- ・制作と運営
- 2022.04.19
ホームページ制作でよく言うファーストビューとは
ホームページ制作中によく耳にするファーストビュート言う言葉をご存知でしょうか。
ファーストビューは、そんなに複雑な言葉ではなく、日本語で言うと、ファーストは最初に、ビューは見るなので、最初に見る要素を言います。
そして最適化すれば、例えば検索結果ページから見込み顧客が訪れたときに、適切な文章を表示させれるため、訪問してすぐに離脱してしまうのを妨げることができ、回遊率が向上する可能性があります。
では今回は、ファーストビューの考え方と、具体的にどんな対策を行えるかをご紹介します。
これからホームページ制作を実施の方は、ぜひご確認ください。
ファーストビューとは
ファーストビューとは、ページ上部の要素を言い、モニターで見たときに表示される箇所を言います。
ファーストビューは、トップページだけを意識してもまったく役に立たず、現在SEOは下層ページを重要視しているため、実はトップよりも下層の方が重要になっています。
ここまで話を聞けば、ホームページ制作の知識がある方であれば、ユーザーの閲覧環境によってファーストビューは異なると気が付くかもしれませんが、その通りで、ユーザーの環境によって、縦幅で見える範囲が違ってくるため、実は自分のパソコンで見たときに最適化させるメリットはございません。
ただし、売れているモニターサイズは公表されているため、売れているモニターサイズに合わせて、最適化すれば、本当に効果を発揮できます。
そして現在、多くのWebサイト制作会社がファーストビューはかなり意識をしていて、もちろん、Webサイト制作会社のアドバイスは聞く必要がありますが、御社自身もしっかりと検討して、本当にユーザーにとって意味のある必要があります。
効果
Webサイト制作会社によっては、異常にファーストビューを意識していますが、実は万能ではなく、主な効果としては、入って来てすぐに離脱してしまうのを抑えることになります。
そのため、ホームページ制作の成果に直接影響を与えず、例えばファーストビューはしっかりと対策が取られていて、本文がまったく意味がなければ、成約数が高まることがございません。
そのため、ホームページを制作中や運営の中で成果をしっかりと出したいと考えた場合は、優先順位で言えば、コンテンツ箇所が最優先で、コンテンツが完璧になった後、ファーストビューを考えれば、直帰されないページであり、さらには内容も優れているため、高い成果の出せるホームページ制作となるのです。
では、実際に最適化させる対策法をご紹介します。
対策法
ファーストビュー対策の方法をご紹介いたします。
しかし実際に、ホームページ制作では、大半の作業はWebサイト制作会社が実施してくれるため、運営時の参考としてご覧ください。
ページ固有のSEOキーワードを導入
ホームページ制作時に、それぞれのページで上位表示キーワードを定めると思いますが、その定めたキーワードをしっかりとファーストビューに含めなくてはなりません。
現在の検索エンジンは、実はトップページよりも、下層ページを重要視させていて、下層ページに訪れた訪問者は、本当にそのページに自分が探していた情報が掲載されているか分からないので、適切にユーザーが求めている情報を概要で記載すれば、そのユーザーはしっかりとページを下部までを閲覧してくれます。
ファーストビューは、具体的にどの場所までとはお伝えづらいですが、ヘッダー下の適切な箇所に配置させるようにして、自分のパソコンだけではなく、縦幅が小さなモニターにも対応ができるようにしなくてはなりません。
そして上部に単に単語を掲載すれば良いと言うものではなく、もちろん単語でも良いケースもあると思いますが、レイアウト上、単語で不自然でなければ、単語で、単語では不自然であれば、文章に含めれば、自然な形でそのページで重要なキーワードを導入できます。
そしてこの作業は、トップページももちろん大切ですが、下層ページの方が重要度が高いと思われ、適切に下層ページに配置すれば、期待以上の成果へと成長いたします。
このページで重要なキーワードを導入作業は、行き当たりばったりで行うのではなく、しっかりとワイヤーフレーム作成段階で行うのをおすすめします。
SEO効果も多少
ファーストビューにそれぞれのページで固有のキーワードを含めると、実はSEO効果を得れるようになっています。
現在の検索エンジンはプログラムでそれぞれのページを分析しているのですが、やはりページ上部に記載されたキーワードを重要と認識しているので、上部にそのページで重要なキーワードを含めれば、自然とそのキーワードで上位表示がされやすくなるのです。
実際に現在ホームページ制作では、トップページSEOももちろん大切ですが、下層ページSEOの方が集客や成約対策としては効果を発揮するので、その意味でもファーストビューにそのページ固有のキーワードを含めるのは成果に重要になっています。
この、それぞれのページで重要なキーワードで上位表示を行い続ければ、自然とトップページSEOも検索順位を高め、御社はSEOに強いホームページ制作となるのです。
内部リンクの考え方
ファーストビューに無理に内部リンク設置を行う必要はございません。
先述した通り、SEOで見れば確かに上部に配置したほうがSEO効果が高いですが、しかしどんなに内部リンクを張ったとしても、グーグルが意味のある内部リンクと認識しなければ、まったく効果が見られません。
無理に上部に張ると、どうしても無理やり感が出てしまうので、グーグルに内部リンクのSEO効果が無効化されてしまう可能性がございます。
そのため、無理に張るのは時間の無駄で、それよりも本当に自然な箇所に張ったほうが効果を発揮でき、さらには最適化すれば、ユーザーはページの下部まで見て貰えるので、SEOとしても誘導の意味でも下部の方が効果を発揮します。
効果測定は必須
ページの上部にキーワードを含んだらそれで終わりではなく、しっかりとグーグルアナリティクスを使って、効果測定を行うようにしましょう。
そしてもし、適切に配置させたとしても、それは運営担当者、または御社の考えになっていて、実際にそのページを利用する訪問者の考えではございません。
そのため、改善したら、しっかりと数値データを確認した効果測定と改善が必要になっていて、これらを行えば、必ず少しずつ御社サイトの成果が高まっていき、期待以上の成果を得れるようになります。
ただし、ファーストビューが良くても、コンテンツが良くなければ成果を獲得できないので、コンテンツが最適化されている前提になります。
ホームページ制作・運営中に意識
ファーストビューを最適化させれば、訪問直後の離脱は大きく減らせれるので、直帰率対策になり、さらには多少ではありますがSEO効果を得れるようになります。
ただし、対策を行ったからと言って、飛躍的にSEO効果が向上したり、直帰率が改善されたケースは見たことがなく、基本的には微増程度であると認識しましょう。
この対策は、ホームページを制作時であれば、Webサイト制作会社が行ってくれ、そして運営時に記事を作成する際には御社自身で意識しなくてはなりません。
確かに効果としては、飛躍的ではございませんが、しかしすべてのページで最適化を行えば、必ず御社サイトにとってプラスになるので、しっかりと意識した運営を行い、集客力と成約力を最大化してみてはいかがでしょうか。