- 2024.03.04
少ないページ数のホームページでSEOを成功させるために
当社がホームページを制作後にお客さまに提案するSEOでは、ページ数を増やしていただき、関連性を高めることで上位表示を狙います。
しかし、制作実績では、30ページ前後で高いSEO効果を出しているホームページもあります。
当ページでは、少ないページ数のホームページが高いSEO効果を発揮するための対策法を紹介します。
少ないページ数のホームページがSEO効果を出すために
高品質なページを作成
制作実績で、少ないページ数で高いSEO効果を実現したホームページは、高品質なページを作成することに成功しています。
高品質なページの作成は、どのようなコンテンツであれば、高い品質のページを作成できるのかを考えることが大切です。
例えば、当サイトであれば、成果が出るホームページについてのノウハウを公開していますが、すべての企業が高い品質のノウハウを公開できるわけではありません。
そのため、闇雲にノウハウを公開すれば良いと考えるのではなく、高品質なページを作成できるコンテンツを検討しましょう。
制作実績のホームページで多いのが、実際にエンドユーザーに行った自社サービスの事例や実績を紹介するコンテンツです。
例えば、工務店であれば、どんなニーズを持ったお客さまから相談を受けたのかをページタイトルにして、ページタイトルに対してどんな施工を行ったのかをテキスト化することや、実際の施工シーンを画像で紹介しています。
実際に、当社がお客さまのホームページを読んでみたときに、文章自体は上手くも下手でもなく普通だと感じました。
しかし、サーチエンジンの検索結果ページからページタイトルを見て訪問したユーザーにとっては、魅力的な文章を作成しています。
ページタイトルに対して詳しいコンテンツを掲載することで、ユーザーはもちろんですが、サーチエンジンからも高い評価を受けることが可能になり、少ないページ数のホームページでも最大のSEO効果を得ることが可能です。
GoogleサーチコンソールよりもGoogleアナリティクスを意識
少ないページ数のホームページで高いSEO効果を出している企業の共通点としては、Googleサーチコンソールではなく、Googleアナリティクスを重要視している傾向が見られます。
SEOではGoogleサーチコンソールが大切ですが、昨今のサーチエンジンはユーザー行動を重要視しているので、もしかすればGoogleアナリティクスを利用したほうがSEO効果が出るのかもしれません。
お客さまが行ったGoogleアナリティクスの活用はそれほど難しい内容ではなく、訪問者数が多いページに対して、関連ページへの内部リンクを追加したり、平均エンゲージメント時間が少ないページのリライトを行っただけになります。
この対策に多くの時間を費やすことで、作成したページ数が少ないので、カニバリゼーションが発生することもほとんどなく、ユーザーニーズに応えることができるホームページへと成長した結果、高いSEO効果を実現できたのではないかと思います。
ユーザーが利用しそうな被リンクだけを集める
お客さまが、SEOのためだけに行った対策は、ユーザーが利用しそうなホームページに限り、登録を行い被リンクを獲得したことになります。
ホームページ制作後に、国が運用しているホームページを30個ほどExcelにまとめて、お送りしていたのですが、その中で登録したホームページは、3つだけになります。
お客さまが登録を行うかを判断した方法は、登録後に被リンクが掲載されるページへの内部リンクがユーザーにとって分かりやすいかどうかになります。
そのため、当社がお送りしたExcelのホームページをすべて目視でチェックして、被リンクが掲載されるページのリンク位置がユーザーに分かりやすければ登録、分かりづらいものは未登録となっています。
まとめ
一般的にホームページにSEOを行う場合、多くのWeb制作会社やSEO会社では、新規ページ作成の継続を提案していると思います。
しかし、制作実績の中には、少ないページ数なのに異常に高いSEO効果を発揮するホームページも見られ、一番SEO効果が高いホームページでは、ページ数が30ページほどですが、Googleサーチコンソールを見ると、1,000ページ以上ある当サイトの合計クリック回数の2倍、合計表示回数は当サイトよりも少ないですが、半分くらいになっています。
年々サーチエンジンは、SEOテクニックよりも、訪問者に最適化されたホームページを評価していて、今後はページ数が少なくてもユーザー目線を追及したほうが高いSEO効果を発揮できると思います。
ホームページにSEOを行い、多くの新規ページ作成は難しいとお考えの方の参考になれば幸いです。