- 2023.06.30
ホームページに必要なドメイン名の決め方
新規でホームページを制作するにはドメインが必要になります。
ホームページを制作したお客さまから、ドメインを取得する際に、「どんなドメイン名が良いか」と聞かれることがあります。
その際には、以下で紹介する内容を提案したうえで、取得をお願いしています。
よほどおかしなドメイン名であれば悪影響があるかもしれませんが、ウェブマスターが真剣に考えたものであれば問題はありません。
ドメイン名とは
ドメイン名とは、制作したホームページの住所に近いイメージになり、例えば、当サイトであれば、sevendesign.bizになります。
このドメイン名をブラウザのアドレスバーに入力すると、そのドメイン名でホームページを制作していればホームページが表示されます。
また、ホームページだけではなく、メールアドレスでも利用されます。
このドメイン名は、結論で言えば、なんでも良いと言えるのですが、ユーザーに見られたときに、ホームページや御社がイメージがつきやすいものを設定しましょう。
例えば名刺にはURLとメールアドレスが掲載されますし、さらには他のホームページでアンカーテキストではなく、URLでリンクされるケースもあります。
このように、ドメイン名は、ユーザーに見られる可能性があるので、できる限りユーザーが自然に感じるものを設定した方が良いでしょう。
ドメイン名の決め方
お客さまからすれば、なんでも良いが一番困ると思うので、当社がホームページ制作を行ったお客さまに提案するドメイン名の決め方を紹介します。
ローマ字ではなく英語
ドメイン名は、ローマ字ではなく英語表記にしましょう。
理由は、本当に単純で、英語表記の方がかっこいいからです。
もちろん英語表記にしたときに意味が分からないスペルであれば、ユーザーには伝わらないかもしれませんが、その場合でも気になる方は必ず翻訳をしてくれると思います。
不細工なドメイン名よりも、かっこいいドメインの方が良い印象を与えられると思います。
SEOを意識
サーチエンジンはドメイン名とホームページの関連性を見ています。
そのため、ドメイン名が御社が上位表示を狙うキーワードの英語表記であれば、検索順位が高まるようになっています。
ただし、ドメイン名を上位表示したいキーワードの英語表記にしたからと言って、上位表示ができることには直結しておらず、あくまで1要素の1つになっていると理解をしましょう。
その効果は、これまでの制作実績を見る限りでは、非常に低いように感じます。
また、英語表記であれば関連性を高めることは可能ですが、ローマ字だとサーチエンジンは理解ができないので効果が向上することはないでしょう。
社名やサービス名、サイト名
ドメイン名は、そのホームページが何を打ち出したいかを考えて、コーポレートサイトなら社名、サービスサイトならサービス名やサイト名を活用しましょう。
できる限りユーザーがドメイン名を見て、どんなホームページかが分かる方が良いと思われます。
長くなりすぎない
ドメイン名を決める際には、長くなりすぎないように注意しましょう。
何文字以内にすれば良いというのは決まりはありませんが、他のホームページでリンクとしてURLが掲載されたときのことを想定すると良いでしょう。
極端に長いドメイン名のURLをクリックするのは、ウイルス感染を警戒してしまう方もいるので、ユーザーが見たときに、不安にならない長さのドメイン名にしましょう。
また、名刺にURLを記載するときにも、長すぎると、文字のポイントを下げないといけなくなるので、デザインの作成ハードルが高くなります。
まとめ
ドメイン名の決め方について解説しました。
ドメインの決め方は、基本としては何でも良いと思います。
ただ、ユーザーがホームページのURLやメールアドレスを確認するケースもあり、その際に、不自然に思わないようなドメイン名を決める必要はあります。