- 2023.12.13
ホームページに少しの低品質ページがあってもSEOに影響はない
SEOに成功している制作実績のホームページから「こういう質が低いページを作成したいけれども、公開してSEOに影響はない?」と定期的に質問を受けます。
お客さまは、現在の売上があるのは、SEOのおかげと分かっているので、少しでも検索順位が下がりそうな対策であれば、別の方法を検討したいと考えています。
結論としては、これまでの制作経験で言うと、ホームページに少しの低品質ページがあったくらいではSEOに影響はしません。
ホームページに少しの低品質ページがあってもSEOに影響はない
制作実績のホームページでSEOに成功している企業ほど、低品質ページを公開したくないという思いが強いと思います。
低品質ページは、数が多いとヘルプフルコンテンツアップデートの影響で、ホームページの多くのページで検索順位が下がってしまうので、良質なページ作成がSEOの基本です。
ただ、数ページが低品質だからと言って、サーチエンジンはサイト全体の検索順位を下げることはしていません。
例えば、ホームページを制作して、新着情報に休業日のお知らせや忘年会の写真をアップロードすることがあると思います。
そういうページをアップロードすることで、低品質と認識されてしまい、サイト全体の検索順位を落としてしまうのではないかと不安に思われる方もいると思いますが、サーチエンジンはページ単位だけではなく、サイト全体でもSEO評価を行っています。
つまり、ホームページに1,000ページあり、低品質と思われるページが10ページくらいであれば、該当ページは検索結果に出てこないあるいは100位以下に表示されるかも知れませんが、他のページに影響を与えることはありません。
ただし、低品質ページの数が多くなると、サイト全体のSEO効果を下げる可能性があります。
そのため、低品質だと思われるけども、ホームページに公開したいページがある場合は、数ページであれば問題がないと理解をして、打ち出すべき情報であれば打ち出すメリットの方が大きいと理解しましょう。
ホームページに低品質ページを公開する方法としてnoindexを活用
ホームページに、低品質ページが少しあるくらいでは、SEOへの影響は心配しなくても良いですが、どうしても不安に思われる方もいると思います。
そういった場合は、低品質ページにnoindexを付与すれば、サーチエンジンは該当ページを無視してくれるので、SEOへの影響は一切ありません。
noindexが付与されたページが低品質ページであったとしても、サーチエンジンは無視してくれますが、低品質ページに付いた被リンクも無視されます。
そのため、本当に低品質かを精査したうえで、noindexを付与しましょう。
ホームページを運営していると、現在どれくらいのページに対してnoindexを付与したか分からなくなることがあると思います。
そういった場合は、Googleサーチコンソールの「インデックス作成>ページ」を閲覧すれば、どのページにnoindexを付与したかを知ることができます。
また、noindexが過剰に多いホームページはSEO効果に不安が出始めるので、低品質ページの作成を控えるか、ページ自体を良質にしてから公開することが大切です。
まとめ
制作実績のホームページでSEO効果が高い会社ほど、低品質ページの公開には注意を払っています。
ホームページにあるすべてのページが良質であることは望ましいですが、企業を運営していると、低品質ページを公開しなくてはならないことも多くあると思います。
そういった場合、サーチエンジンは数が少なければ影響がない、どうしても心配な場合は、noindexを付与してページを公開しましょう。
現在、作成したいページがあるけど、品質が不安とお悩みの方の参考になれば幸いです。