- 2024.01.09
運営中に行いたいホームページの成果が向上するコンテンツ作成法
ホームページの成果を向上させるには、集客力か成約力のどちらかを高めなくてはなりません。
当ページで紹介するのは、集客力と成約力を高めるコンテンツ作成法になり、制作実績のホームページが飛躍的に成果数を伸ばした対策法になります。
現在、ホームページの成果向上に力を入れているけれども、期待通りに成果が伸びないとお悩みの方の参考になれば幸いです。
ホームページの成果が向上するコンテンツを作成するために
ターゲットから不足コンテンツを検討
制作実績のネットショップでは、すでに検索エンジンから月間の訪問者数は約8,000人、年間売上は約1億円ありました。
しかし、お客さまは、さらに高い成果を求め、「ネットショップの売上が向上する対策法を1つで良いので提案して欲しい」とおっしゃられました。
そこで、当社が提案したのが、ターゲットに対して不足しているコンテンツがないかの調査とコンテンツの追加になります。
ネットショップの売上状況を見ると、多くが個人の方になっていたのですが、法人に商品を買ってもらうためのコンテンツ追加です。
行った対策法は、マイページの充実と、追加したコンテンツをユーザーが見る側のホームページで告知する対策になります。
法人をターゲットにした場合、単に商品が購入できて過去の履歴が見れるだけでは不十分になり、領収書が必要になります。
さらに、法人ごとに複数の担当者が商品を購入することも考えられ、法人ごとと個人ごとに1アカウントを開設できる仕組みを構築しました。
法人ごとのアカウントでは、同じ法人で異なる担当者が商品を購入しても、マイページにアクセスすると、誰がいつ商品を購入したかの履歴を閲覧できます。
もちろん、個人ごとにも見れるようにしており、それぞれに対して一覧ページで領収書のダウンロードボタンを設置しています。
その後、マイページの機能が充実したことを、会員登録を行っていないユーザーでも見ることができるように、ネットショップ全体でコンテンツを追加しています。
その結果、法人顧客は飛躍的に増えており、数では個人が圧倒的に多いのですが、法人顧客は単価が高いので、さらにネットショップの売上は向上しており、現在では年間3億以上を稼いでいます。
Googleサーチコンソールから不足コンテンツを発見
ホームページの集客対策として、SEOだけに力を入れているお客さまの事例です。
お客さまは、月間訪問者数が1万人を超えるくらい高いSEO効果を発揮していたのですが、さらに高い効果を出す方法を提案して欲しいと言われました。
そこで、当社が提案したのが、Googleサーチコンソールの検索パフォーマンス>検索結果に表示されるクエリの確認です。
Googleサーチコンソールに表示されるクエリは、Googleの検索結果にホームページが表示されたキーワードのリストを確認することが可能です。
ランディングページがないクエリを発見して、そのキーワードを強調した新規ページ作成を行うことで、より多くの見込み顧客を集客できると提案しました。
更新担当者が1名であったため、約半年くらいの期間がかかりましたが、すべてのクエリでランディングページを作成することで、ホームページのSEO効果を高めることに成功しています。
ホームページの集客対策をSEOに依存しているお客さまは多いと思うので、そろそろSEOで集客するのが限界なのかもとお考えのウェブマスターに試していただきたい対策と言えます。
ライバルサイトの同テーマのページを確認
よく当社が提案するのが、リライト対象ページと同じテーマのライバルサイトを確認することです。
昨今のホームページの集客と成約では、コンテンツの品質が重要であると言われています。
当社のホームページ制作では、コンテンツの品質を考える際に、ライバルサイトを調査する必要はないと提案しており、代わりに、その時間を使って、ウェブマスターができる最高の文章を作成してくださいとお願いしています。
ただ、どんなにウェブマスターが考える最高の文章作成を行っても、ホームページの成果が高まらない場合には、ライバルサイトのチェックが必要です。
ホームページのリライトすべきページを定めて、そのテーマと同じ上位表示ワードを持つ、ライバルサイトを確認して、自社サイトに不足しているコンテンツがないかを検討しましょう。
ライバルサイトを見ることで、ウェブマスターでは思いつかなかった不足コンテンツを見つけることができ、各ページの集客力と成約力を高めるコンテンツ追加が行えるようになります。
まとめ
ホームページの成果が向上するコンテンツ作成法について紹介しました。
ホームページ制作時であれば、Web制作会社がお客さまに変わり調査を行ってくれるので、お客さま自身ではユーザー目線のコンテンツ作成だけで良いでしょう。
ただ、運営の中では、お客さま自身で調査を行わなくてはなりません。
現在ホームページの成果を高める対策法が思いつかないとお悩みの方の参考になれば幸いです。