- 2024.02.24
ホームページの成果を高める効果的なメルマガの書き方
メルマガとは、顧客との関係を良好なものにできるマーケティングツールの1つです。
多くの企業がメルマガ配信に取り組んでいますが、期待していた通りにホームページの効果が高まっている企業は多くないと思います。
当ページでは、多くのホームページのメルマガ配信をサポートしてきた経験から、どんなメルマガの書き方をすれば、ホームページの効果が高まっていくのかを紹介します。
ホームページの効果が高まるメルマガの書き方
メルマガでどんな効果を期待するのか
メルマガ配信を開始する前に、メルマガを配信する目的や、どんな効果を期待しているのかを明確に定めるようにしましょう。
例えば、ホームページからの問い合わせを増やすことが目的であれば、どんな問い合わせが欲しいかを優先順位をつけて列挙していくことが大切です。
この目的が定まっていないと、効果が出ないことはないのですが、メルマガを辞めてしまうまでは効果が出ていないことはないけれども、原稿作成時間に対して費用対効果が高いのかという疑問が生まれてしまいます。
目的が具体的であるほど、ターゲットや配信するテーマも具体的なものになるので、期待通りにホームページの効果を高めることが可能になります。
ターゲットは誰になるのか
誰にメルマガを届けたいのかを検討しましょう。
例えば、30代の男性や40代から50代の女性などのペルソナを使ったターゲット設定はもちろんですが、どんな内容で困っている方をターゲットにしていくかも含めた検討が大切です。
ターゲットを絞り込みすぎてしまうと、メルマガ配信がスムーズにできない可能性もありますが、明確に定めることで、ターゲットに寄り添った文章を作成することが可能です。
さらに、ペルソナで定めたターゲットを利用することで、どの曜日のどの時間帯が配信に適しているのかを定めることも可能になるので、メルマガを読んでもらえる可能性を大きく高めることが可能です。
メルマガのテーマを定める
ターゲットを思い浮かべながら、ユーザーに響くメルマガのテーマを定めましょう。
どんな情報を求めているのかや、どんな内容で困っている人がターゲットになるのかによって、メルマガに書くテーマが異なってきます。
例えば、ペルソナで「20代女性」、困っている内容が「仕事帰りに料理を作るのが大変」であった場合には、「手が荒れずに簡単にできる料理の調理器具について」や「美味しさはそのままで作り置きができる健康料理を作る方法」などの自社のホームページにあったテーマのメルマガを配信します。
ホームページ制作時に定めたテーマの策定法と同様になっており、ターゲットに対して適切な内容を配信することで高い効果を実現できるようになります。
メルマガのタイトルと本文を書く
テーマが定まったら、メルマガのタイトルや本文を作成していきましょう。
メルマガのタイトルや本文は、テーマについて明確に書くことはもちろんですが、ターゲットユーザーに寄り添いながら自社のノウハウや経験を含めることが大切です。
一般論しか書かれてないメルマガは次第にユーザーが興味関心を失ってしまいますし、ユーザーに寄り添った表現を書いていないと、ターゲットが読んでいてもつまらないと感じてしまう可能性が高くなります。
また、文字数などについて言及をしているケースもありますが、ターゲットに響く内容であり、読むのに多くの時間が必要ないレベルであれば、特に気にする必要はありません。
特定電子メール法の確認
メルマガの配信は、特定電子メール法という法律で管理されています。
特定電子メール法では、以下のことが定められています。
- 送信元の氏名または社名
- 送信者の住所
- 問い合わせを受け付けている連絡先
- 配信停止ができる旨の通知
配信ボタンを押す前に上記の4項目が記載されているかの確認だけは行いましょう。
メルマガの効果測定は必須
メルマガを配信したら効果測定を行うようにしましょう。
例えば、メルマガの開封率やメルマガ本文にあるリンクのクリック率、実際にメルマガから問い合わせに繋がった割合などを計測して、今後のメルマガ配信に役立てることが大切です。
まとめ
ホームページの効果が高まるメルマガの書き方を紹介しました。
制作実績のホームページに対して、メルマガ配信をサポートしてきた経験から言うと、特に力を入れていただきたいのが効果測定です。
ターゲットを考えたり、テーマを定めるまでは、比較的に容易に行うことができますが、多くの企業では効果測定を怠って改善を行わないので、メルマガ配信当初と同じルールで配信をし続けてしまい、効果が高まらないケースが多く見られます。
メルマガ配信を検討中の方の参考になれば幸いです。