セブンデザイン 成果を追求した大阪のホームページ制作会社

  • 2024.01.02

ホームページの更新を頑張ってもSEO効果が出ないときに

ホームページの更新を行っているのに、期待通りにSEO効果が出ないとお困りの方は多いのではないでしょうか。

当社に問い合わせをいただく中にも、「自分でSEO効果を高めるためにホームページの更新を行っているが、期待通りに検索順位が上がらないのでサポートして欲しい」という相談が多くあります。

当ページでは、自分で更新を行っているけれども、期待通りにSEO効果が高まらないホームページに対して、よく提案する対処法を紹介します。

SEO効果が出ないホームページの更新法

問い合わせをいただく企業が行っているSEO効果が出ない間違えたホームページの更新法の一部を紹介します。

サイト構造を変更する

ホームページから成果が出ない場合に、サイト構造を変更されるお客さまがいます。

これまでさまざまなホームページを見てきた経験で言うと、サイト構造が問題でSEO効果が出なかった事例は、数社しかありません。

実際に、問い合わせをいただいた企業から、「SEO効果が出ないのは構造に問題があるからだと決めつけてしまい、一ヶ所を変更したけど検索順位が上がらなかったので、複数ヶ所を変更してみたら、逆に検索順位が落ちた」と相談を受けたことがあります。

そのホームページは、検索順位が落ちた状態から戻すことができず、当社に相談をいただいています。

ホームページの構造に問題があり検索順位が高まらないという事例は滅多になく、構造を変更した結果、検索順位が落ちてしまう事例は多くあるので、検索順位が上がらない場合であっても、構造の変更は辞めた方が良いでしょう。

低品質ページを削除してしまう

ホームページのSEOについて調べると、サーチエンジンは品質を確認して検索順位を決定しているという情報が出回っています。

問い合わせをいただくお客さまが、ホームページを更新していても検索順位が上がらない理由の一つが、過去に低品質ページを大量削除してしまった事例です。

サーチエンジンは、各ページの品質確認は間違いなくしていますが、人間が見たときに40点の品質と70点の品質の区別はしていません。

理由は、アメリカの独占禁止法裁判でGoogleが提出したアルゴリズムに関する仕様の中に、「ホームページの品質は見ているけれども最低限のアルゴリズムしか加えていない」という記述がありました。

Googleの発言から推測するに、Googleが認識しているホームページの品質というのは、上・中・下の3段階くらいでチェックしているだけと思われます。

上は画像や内部リンクなどを利用したユーザー目線が追求されたページになり、下はスパム行為を行っているページ、それ以外は中として分類されていると思います。

そのため、ウェブマスターがスパム行為をせずに、ユーザーのことを考えたページであれば、最低でも中の品質に分類されていると思われ、中の品質のページを大量に削除したホームページであるためSEO効果を出せなくなっているのです。

この場合は、3通りの対策法が存在しており、サーチエンジンが削除したページに訪問しなくなるまで待つか、削除したページと似たテーマで新規ページを作成して301リダイレクトを行う、404 NOT FOUNDのURLを復活させるかのどれかになります。

リライトばかりで新規ページを作成しない

ホームページの品質を高めるために、リライトばかりを行ってしまうケースもあります。

確かに、リライトでページの品質を高めることは重要ですが、サーチエンジンはそこまで詳しく品質の調査をしていないので、普通の品質から普通の品質へとリライトを行ってもSEO効果を発揮することはありません。

SEOで大切なのは、良質な新規ページ作成を継続することになっていて、品質が高い新規ページを作成し続けることで、検索ワードとホームページの関連性が高まり、検索順位が向上するのです。

ホームページを更新してSEO効果を出すための対策法

上記がホームページを更新しているのにSEO効果が出ないと言われるお客さまが行っている対策法です。

では、そのような企業に対して、どんなホームページの更新を行えばSEO効果を発揮できると提案しているのかを紹介します。

良質な新規ページ作成だけに取り組む

SEO効果を高めるには、良質な新規ページ作成だけに取り組みましょう。

制作実績のホームページを見ても、公開後に、毎日1ページを作成し続けることによって、半年以内には狙ったキーワードで上位表示が実現できています。

もちろん、闇雲な新規ページ作成ではなく、それぞれのページでユーザーだけを考えてページタイトルや本文、メタディスクリプションの作成は必要です。

もともと間違えたSEOを行っていたホームページでは、検索順位の上がり方が少しずつではなく、一気に高まり、そこから少しの上下を繰り返し、そして一気に高まるということを繰り返しているように思います。

そのため、新規ページ作成を継続しているときに、検索順位の変動が発生しづらくなっているので、根気よく継続していくことが重要になります。

Googleサーチコンソールの実装

ホームページのSEO効果を出すには、Googleサーチコンソールの実装は不可欠です。

特に重要な対策は、ホームページのすべてのページをGoogleに伝えるためのXMLサイトマップの送信と、Googleのクローラーの訪問を促せるトップページのURL検査になっています。

XMLサイトマップの送信とURL検査だけでも検索順位が向上する可能性があります。

また、Googleサーチコンソールでは、ホームページが抱えるSEO上の問題も提示してくれるので、Googleサーチコンソールの操作に慣れてきたら、問題点の抽出と改善を行うと、より高いSEO効果を得ることが可能です。

空いた時間でホームページの読み直しとリライトを行う

新規ページを作成する際に、良質を意識しているので、そこまでの頻度では不要ですが、定期的にホームページを読み直して、誤字・脱字や表現が最適ではないコンテンツをリライトしましょう。

リライトは、多くの時間を取る必要はなく、空いた時間で行うだけでも良いと考えていて、理由はリライトのSEO効果は出づらいからです。

制作実績のホームページで、高いSEO効果を出している企業が、半年間リライトに取り組んだ経験があるのですが、トップページの検索順位は変わらず、リライトを行ったページで大きく検索順位を伸ばしたのが、10%程度になっていました。

もちろん、誤字・脱字やコンテンツを魅力的にすることは重要ですが、リライトのSEO効果は低くなっているので、空いた時間での対応がベストな選択だと思われます。

まとめ

ホームページの更新を頑張っているのにSEO効果が出ないときの原因や対処法を紹介しました。

現在のSEOでは、良質な新規ページ作成を継続するだけで、十分に高い効果を発揮しますが、これまで間違えたホームページの更新を行っていた企業は、通常よりもマイナス評価が多くなっているので、多くの更新を行う必要があります。

ただ、これまでさまざまなホームページのSEOを見てきた限りで言うと、継続し続けることができれば、期待通りのSEO効果を得ているので、諦めずに良質な新規ページ作成に取り組み続けることをおすすめします。