- 2023.08.22
ホームページに訪問者数の平均値は存在しない
ホームページ制作を行うと、まれにお客さまから、「うちの業界だとどれくらいの訪問者数が平均値なの?」と聞かれることがあります。
しかし、ホームページの訪問者数に平均値は存在しておらず、ホームページの種類やページ数、コンテンツによって訪問者数は異なってきます。
当ページでは、ホームページは平均訪問者数よりも成約率の方が重要になるという点を紹介します。
平均訪問者数を知っても意味がない
ホームページを制作すると、お客さまの中には業界としての平均訪問者数を気にされる方がいます。
しかし、ホームページの平均訪問者数はまったく役に立たない数値になっており、例えば、集客ルートの数や、ページ数、コンテンツの品質などによって訪問者数は大きく変わってしまいます。
さらに、ホームページを制作した目的は、成果を出すことになるので、ニーズがない訪問者を増やしても意味がなく、見込み顧客を集客しなくてはなりません。
そのため、平均訪問者数を気にするのであれば、同業他社のホームページよりも、多くの集客ルートから見込み顧客だけを集め、多くのページ数を作成し、良質なコンテンツを作成するようにしましょう。
そうすれば、ホームページの平均訪問者数は知ることができませんが、ライバルサイトよりも多くの訪問者を獲得し、成果に繋がるホームページへと成長します。
ホームページは平均訪問者数よりも成約率を見る
平均訪問者数を気にされる方の多くは、訪問者さえ増やせば成果が出ると考えていると思います。
しかし、制作実績の中にも、高いSEO効果を発揮して、訪問者数自体は多いのですが、まったく成果に繋がっていないホームページもあります。
お客さまがホームページを制作した目的は、訪問者を集めることではなく、成果を出すことになっており、いくら平均訪問者数を超えていたとしても、成果が出なければ、成功したとは言えません。
そのため、Googleアナリティクスを使って、現在のホームページの成約率を計測し、希望通りの成果数を獲得するために必要な訪問者数を集めることが大切になります。
また、成約率自体も高める対策を実施することで、より少ない訪問者数でホームページは成功します。
ホームページの集客対策は、0から1にすることは簡単に行えますが、10から11にするためには、同じ集客ルートの場合、相当な努力量が必要になってきます。
そのため、平均訪問者数を気にされている方は、集客ではなく、ホームページは成約率が重要であると理解をして、獲得したい成果数に必要な訪問者数を集める対策を実施することに注力しましょう。
まとめ
ホームページの平均訪問者数はまったく役に立たない数値です。
ホームページは成果を出すことが目的になるので、見込み顧客を集めたり、ページ数を増やしたり、品質を高め続けることが重要です。
ホームページの平均訪問者数を気にされている方の多くが、集客にさえ成功すれば、成果が出ると思っていると思いますが、大切なのは成約率です。
平均訪問者数を知りたいとお考えの方の参考になれば幸いです。