- 2021.12.28
読まれることを意識したホームページ制作と運営を
成果が出るホームページ制作は、単純に上位表示ができれば良いと考えることは絶対にいけません。
どんなに検索ランクが高く、多くの見込み顧客が集客できたとしても、問い合わせなどの成果が出ないとホームページ制作を行った意味がないからです。
そのため、SEOよりも考えるべきは、制作したホームページ全体がユーザーに読まれ、そして役立つというポイントです。
読まれる意識をしたホームページ
ホームページを制作した目的は、SEOを行い上位ランクの獲得ではなく、成果を得ることです。
原稿作成テクニックと呼べるか分かりませんが、SEOに効果的な文章の作り方は存在しますが、それはあくまで通過点をクリアーする手法になります。
最も大切なのは、見込み顧客を集客し、成果を出すために、すべてのページが読まれる意識が重要です。
当社は創業10年経過していますが、これまでさまざまなホームページを制作し、効果を見てきました。
- SEOで成果がない
- 検索順位は低いが成果が多い
- 検索順位が高く成果がない
- 検索順位が高く成果も多い
検索ランクを高めるには、SEOテクニックと継続した情報公開が大切で、ランキング面は多くの実績で力を入れて対策を行います。
しかし、問題は成果が少ない場合で、こればかりはウェブマスターが、ページを読む点を意識しているかどうかにかかっています。
どんなページであれば成果が出るかですが、基本はタイトルタグに対して適切に情報公開を行う必要があります。
この情報公開をしっかりと行っていれば、必ず御社のノウハウを魅力的に感じ、問題解決のために、問い合わせや商品購入を行ってくれます。
せっかく検索順位が上がっても成果が出なければまったく意味がなく、必ず各ページで閲覧を意識した原稿作成が重要になります。
どうすれば読まれるホームページになるのか
具体的に、どう原稿を作成すれば良いかを紹介します。
上位表示ワードからタイトルタグを考える
タイトルタグの作成は、SEOとユーザーを考える必要があり、まず作成ページで上位表示を行いたいキーワードを設定しましょう。
例えば当ページなら、【読まれる 意識 ページ】で、これらのフレーズを利用して作成すれば、上位表示がしやすくなります。
さらに、ただ単語を利用すれば良いわけではなく、検索をして、2位に表示されたときに、クリックしたくなる文言を考えます。
もちろん、100%効果を発揮できるものではありませんが、ホームページ制作では必ず行う内容で、検索結果のクリック率に大きな影響を与えます。
ただ単に、上位表示ができただけでは、クリックされない可能性があり、クリックしたくなる魅力的な文章が重要です。
見出しを考える
いきなり本文を作成するのではなく、ホームページ制作では、まずは見出しの作成を推奨します。
クライアントも当社も、ウェブマスターとして、執筆している担当はライターではなく、営業などの別の職種の人間です。
実は、本業の方以外が文章を作っていると、意外と本来あるべき着地点から外れてしまう可能性があり、その方向性を保つために、見出しが存在しています。
実際に、お客さまの話を聞くと、最初はかなり面倒くさいそうですが、慣れてしまえば普通になると言っています。
大変なのは最初だけだと考えて、タイトルが完成したら、ページ全体の流れを抑える目的で、見出し作成に取り掛かりましょう。
本文を書く
詳しい情報を掲載しますが、大切な点は読みやすさや理解のしやすさになります。
読まれる前提が必要で、短文で分かりやすく魅力的な文章作成が重要で、周りくどい表現は、できる限り避け、訪問者にとって本当に価値があるページへと成長させましょう。
内部リンクを設置
最後に関連ページへと内部リンクを行います。
その際に、内部リンクはSEO効果があり、どうしてもグーグルやヤフージャパン、マイクロソフトビングなどのサーチエンジンを意識してしまいがちです。
しかし、大切なのはユーザー目線であり、訪問者に役立たない内部リンクはサーチエンジンからも無視され、価値があるものに限定しましょう。
読み直して公開
内部リンク設置まで終われば、最後に読み直してから公開ボタンをクリックします。
この読み直しは非常に簡単な話ですが、意外と行う方は少ないです。
文章作成は、長文なら、どうしても話が逸れてしまう可能性があり、必ず読み直してタイトルに対して詳しいかをチェックしてリライトを行いましょう。
読まれたかどうかはアクセス解析で確認
ユーザー目線でホームページを制作すれば、高い成果を得られますが、その際に多くの方が気にする点が、自分ができているかどうかです。
単純に、制作したホームページを見ていても分からないため、グーグルアナリティクスなどのアクセス解析を確認しましょう。
現在のグーグルアナリティクスではGA4というバージョンで、そこに平均エンゲージメント時間という指標があります。
この指標は訪問者がゆっくりと下にスクロールした場合に時間が加算され、何秒くらいかけて読んでくれたかが分かります。
また、GA4以外の有料アクセス解析ツールなどでは、直帰率や平均滞在時間などの指標を活用していけば、ちゃんと読まれているかを把握できます。
グーグル曰く、これらの数値データはランキングには影響がなく、成約数に大きな影響を与え、数値を見て、原稿作成や調整をすれば、期待以上の成果を得られるようになります。