セブンデザイン SEOに強い大阪のホームページ制作会社

  • 2022.05.29

KPIとは?企業サイトでは必須の考え

KPIを活用したホームページ制作

KPIとは、すべての制作したホームページに必須の考え方になります。

訪問者が閲覧するページを予め定めて、それぞれに対してKPIを設定すれば、どこに問題があるかが明確になるという考え方です。

今回は初心者向けに、当社がホームページを制作後にクライアントへ説明する入門編を紹介します。

KPIとは

KPIとはKey Performance Indicatorの頭文字を取った略語です。

例えば、ホームページを制作する際に、ブログ全体で何人の訪問者がいると仮定したとします。

そしてそのうちの何人がサービスページへ移動し、さらに問い合わせフォームへ移動するというように、訪問者の動きに対して目標値を定める対策です。

一例ですが、トップページが1,000でサービス詳細ページが800、問い合わせが500、サンキューが300と設定を行います。

そして、ホームページ制作時にグーグルアナリティクスなどのアクセス解析を実装し、それぞれのページの解析データを確認します。

目標値を小さく下回っている場合は、内部リンク元ページに問題が考えられるか、そもそもの設定数値に問題がある可能性もあります。

そのため、このKPIで定めた数値目標をベースに制作したホームページを改善すれば、期待通りの結果へと成長ができるようになります。

ホームページ制作実績のクライアントを見た場合、KPIを利用せずとも成果を出しているクライアントは多いです。

ただ、活用し始めたクライアントほど、仮に集客ルートがSEOに依存していても、予想をはるかに超える成果を出しています。

そのため、完璧である必要はありませんが、自分なりに制作したホームページで理想値を定めて、そして効果検証が重要です。

ちなみに成果を出しているお客さまも、ホームページ制作時に上記説明をしただけで、ウェブマスタ―自身で考えながら対策を行っています。

すぐに効果は出ませんが、1年単位で結果を見ると大きな差が生まれ、継続がもっとも重要と理解して取り組むことが推奨されます。

KPIを設定できるホームページ制作

ホームページ制作時からちょっとしたポイントがあります。

それは、しっかりとアクセス解析に反映され、さらにはその数値データを利用するという点への意識です。

どういうことかと言うと、ホームページ制作時にはサイト構成が提案されます。

その構成を見たときに、例えば商品紹介コンテンツを作成したときに、すべての商品が1ページでずらっと並ぶと、どれにユーザーが興味を持ったかが分からなくなります。

そのため、商品ごとに詳細ページを設ければ、どの商品が人気があるかが明確になり、KPI指標として設定が可能になります。

もちろん、トップページ→商品ページ→購入と設定した場合に、どれが売れても良いのであれば、商品カテゴリーはすべて合算された数値で見るケースもあります。

ただ、上記は大規模サイトなどになっていて、一般的な企業サイトにおいては、そんなケースはほとんどないでしょう。

もちろん他にもあり得る話になっていて、適切な対応を行えば、KPIを設定できるホームページ制作となり、効果的な運営が可能になります。

KPIで運営すると数値データを見る習慣ができる

これは当社の個人的な意見ですが、KPIを設定すれば、ウェブマスターは数値データの閲覧に抵抗がなくなると感じます。

実績のある企業では、もともとホームページ制作って何だろうというところからスタートした経験があります。

ただ、その場合でも、当社がサポートしながらホームページ制作を行い、そして運営でのブログ更新マニュアルを作成して、日々更新を行っていただきSEO効果を出しました。

さらには、同時並行で、数値データを閲覧した運営も提案しており、当初は設定が本当にこれで良いかや、どうやって改善するかなど、何度も連絡をいただきました。

ただ、半年くらいすると、かなり操作に慣れてしまい、ほとんど連絡がなくなったケースがあります。

もちろん、アクセス解析を見ずに、連絡がなくなったのではなく、かなり高い精度で理解ができるようになりました。

そちらの実績は、ネットショップで、公開して1年くらいかかりましたが、現在では年商2億近い売上になっています。

具体的な対策として、毎日ブログの更新を行っていて、この作業が大体2時間くらいかかるそうです。

さらに、KPIで問題点の発見と改善も毎日行っていて、問題点発見が30分程度、対策は15分程度だそうです。

また、クライアントでは、どうしようもない箇所は、エクセルに書き溜めており、3ヶ月に1度くらいのペースで修正依頼をいただいています。

毎日たった3時間の作業でこの売上になり、さらには現在はSEO目的の記事作成を半分に減らし、現在の実作業は2時間弱になっています。

集客は必死にユーザー目線でコンテンツを作成すれば実現可能ですが、制作したホームページの問題点の発見は数値データが必須になります。

そのため、設定する、しないに限らず、数値データを閲覧して慣れることは非常に重要な成功要因になり得ます。

現在、勘や経験、推測から運営を行っている方は、ぜひ数値データに慣れる意味を込めて、設定してはいかがでしょうか。

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