- 2023.03.03
SEOで頭打ちしたホームページの次の一手
当社のホームページ制作実績で、SEOの伸び幅がなくなり、次の一手を打ったクライアントがいます。
そちらのホームページは、3年ほど前に制作し、公開後から高い検索ランクを獲得し続けた企業です。
そして、昨年くらいから実は制作したホームページの検索からの流入数が伸び悩み始め、次の一手を打つことになりました。
SEOで次の一点が必要なケース
ホームページ制作実績で、昨年SEOの次の一手を打ったクライアントがいます。
こちらのクライアントは、検索からの訪問者数が月間15,000人ほどになり、非常に高い成果を獲得しています。
そして他の実績と違うポイントは、実は公開直後から順位が高く、オープン5日目にして、月間10,000人を超えるペースで集客ができていました。
もちろん、ただホームページを制作して公開したら、たまたま効果が出たわけではなく、実は当社作業中からブログ更新をされています。
当社のホームページ制作は、大体ですが約3ヶ月必要になっていて、その間毎日2記事の作成をして、公開直後ですでに200ページを超えるボリュームです。
そのため、オープン直後は圏外に表示されていたのですが、5日目に一気に順位を高めていて、100を超える重要なキーワードで軒並み1位に表示されています。
このように順風満帆ではありましたが、問題は公開3年目のアクセス数がまったく増えなかったという問題があります。
お客さまは、ある程度キーワードを意識して、見込み顧客が検索するキーワードを定めたら、それに関する新規ページ作成を1位になるまで行っていました。
しかし、3年目にもなると、実は1位を狙うべきキーワードがほとんど存在しなくなり、あったとしてもかなりニッチなキーワードでした。
当然アクセス数が増えず、ネットショップなので売上も向上しません。
当社としては、これ以上はランキングを上げるのは難しいのではないかと思い、例えば新規で別の切り口で商品を販売するホームページ制作なども提案しました。
それも考えたそうですが、ただやはりウェブマスターが1名であり、今の作業ボリュームを落として、当サイトのランキングが落ちるのは回避したいと言われ没案になっています。
そのため、新規でホームページ制作ではなく、既存サイトで新たな見込み顧客の集客が必要で、一度じっくりと検討した上で提案書を作成する運びになりました。
では、実際にクライアントにどんな提案をして、その効果や運営はどんな内容かを紹介します。
行ったSEOの次の一手
では、新たな見込み顧客の集客を提案したか、その効果を紹介したいと思います。
ちなみにクライアントとしては、今でも結構運用が精一杯であり、膨大に作業量が増えるのはNGと言われています。
そのため、新規ホームページ制作を行い、そこにブログを作成してSEO対策ではなく、運営量が少なくても良いソーシャルメディアを中心に提案しています。
ビジネスプロフィール
サーチエンジンからの流入は限界値に近いですが、地図検索はまだまだ流入数を狙えると考え、ビジネスプロフィールを運用し、写真のアップロードを中心に行っていただいています。
写真と投稿の2つがありますが、基本的には写真をアップし、商品価格が変更された場合に文言付きで投稿を行います。
この作業であれば、平均で1日当たりの作業時間は1分未満になり、大した負荷にはなりません。
ただ、計画立てた運営作業は必須で、どんな時に更新するかをスケジュール化しています。
もちろん、ビジネスプロフィールの初期設定は公開直後に行い、スムーズな作業の開始と継続ができたと考えています。
ツイッター運用
こちらが本命になり、ソーシャルメディア内でも手軽に投稿が可能なツイッターを活用しました。
ソーシャルメディアには、ツイッターとフェイスブック、インスタグラム、リンクトイン、ラインなどがありますが、その中でも特に負荷が少ない対応がツイッターです。
最大140文字の画像が4枚であるため、短時間で投稿作業が行えます。
もちろん、適当に投稿を行って、なんとなく成果が出れば良いと考えてはならず、まずはツイッター検索を狙う提案をしています。
投稿内容すべてが、ビジネスに関連し、さらには検索を意識することによって、多くのアクセス数が稼げるようになります。
さらには投稿内容の良質化や、価格などの打ち出しも積極的に行い、ユーザーにフォローする価値があることをアピールする計画を立てました。
実際に公開後は、これくらいのボリュームであれば継続は簡単だとおっしゃられ、しっかりと計画に基づいた投稿を継続いただくことに成功しています。
費用対効果で見れば成果数向上
ツイッターとソーシャルメディア運用を開始して、その効果としては、一先ず作業時間に対しては、大成功と言える結果を納めています。
主に成果を発揮したのはツイッターになり、頻繁に利用する商材を取り扱うネットショップは、BtoB企業などよりもかなりフォロワー数が獲得しやすいというイメージです。
フォロワー数が増えれば、例えば価格改定を打ち出せば、ある一定以上の見込み顧客が集客できます。
またさらには、取扱い商品に関係がある地域情報なども打ち出し、着実にファン数を獲得し続け、比例して成果も向上しています。
クライアント曰く、SEOは本当に大変で、ホームページ制作中からの原稿作成は、かなりしんどかったと言われています。
ただ、ソーシャルメディアはしっかりと目標と計画を立てれば、ここまで楽に売上向上が実現できるのかとお喜びをいただいています。
現在、集客対策で次の一手が必要な方は、ぜひソーシャルメディアを運用してみましょう。
初めから完璧な集客ではなくSEOの次の一手もあり
ホームページ制作後の集客は本当に多くあり、多くの企業がSEOを希望され、必ず頭打ちします。
もちろん、これ以上訪問者数が増えないと思っても、試行錯誤を繰り返していけば、さらに伸びる可能性は十分にありますが、そこまでやるお客さまも少ないです。
そのため、公開当初はSEOだけに絞った対策でも問題がありません。
ただ、伸びを感じたときには、次の一手を打つ方が効率的であると思います。
ホームページ制作は集客と成約で成功し、人が集まらないと絶対に成果が出ないため、適切な対応を行いましょう。