セブンデザイン 成果を追求した大阪のホームページ制作会社

  • 2022.11.02

成約力とは?ホームページを制作しただけでは成果が出ない

ホームページ制作を進める際、単に多くの訪問者を集めるだけでは十分ではありません。実際のところ、訪れた人々をお客様に変える「成約力」が求められます。美しいデザインや情報量だけでなく、訪問者の心をつかむ要素がホームページには必要です。このページでは、ホームページの成約力とその重要性、そしてその実現方法について深く掘り下げていきます。

ホームページの成約力とは

ホームページの成約力というのは、実は訪問者をお客様に変える力を指します。多くの方が、ホームページが見込み客を呼び込む「集客力」に注力しますが、それだけでは不十分です。私たちがこれまで手掛けてきた多くのプロジェクトを通じて感じてきたのは、集客力の後に待ち受ける「成約への道のり」の重要性です。

例を挙げましょう。SNSや検索エンジンの戦略を駆使し、多くの人々をサイトに誘導できたとします。しかし、その後のユーザーエクスペリエンスが不足していた場合、訪問者は目的を達成できずにサイトを去る可能性が高いです。これが「成約力」の持つ重要性です。

また、私たちが手掛けるホームページ制作には、必ずと言っていいほどアクセス解析ツールやヒートマップを導入します。これにより、訪問者の動線や興味を持っている箇所、離脱してしまう原因などを明確に捉えることができます。例えば、特定のページで離脱率が高い場合、そのページのコンテンツやデザインに問題がある可能性が高いと分析できます。

その上で、私たちが提案する解決策は一般的なものではありません。それぞれの企業やサイトの特性を考慮し、ユーザーニーズを満たす最適な方法を模索します。このアプローチによって、コンバージョンレートは確実に向上し、ホームページの成約力を最大限に高めることができます。

成約力を高めるホームページの集客対策

ホームページの成約力を高めるための集客対策は、ただの数字ゲームではありません。それはまるで、明るい灯台のように、適切な顧客を引き寄せる技術です。

実際に、私たちが多くのホームページ制作を手がけてきた中で感じるのは、単なる訪問者数の増加だけでなく、「質」の高い訪問者、つまり本当にサービスや商品に関心を持つ人々を引き寄せることの重要性です。

考えてみてください。釣りを楽しむ人や読書愛好者が突如としてビジネスのホームページを訪れたとして、彼らは本当に成約につながるでしょうか?おそらく可能性は低いです。このように、適切でないターゲットの訪問者は、成約率を下げる要因となります。

SEOの観点からも、内容が評価されるため、ホームページには関連性の高い情報の提供が不可欠です。ソーシャルメディアを使用する際にも、ビジネス関連のフォロワーを主にターゲットとし、彼らの興味を引きつける内容を心掛けるべきです。しかし、彼らを飽きさせないためにも、時にはビジネスから離れた、心温まる内容や日常の投稿を取り入れることで、関心を持続させる工夫が求められます。

例えば、10回の投稿のうち、6回は純粋なビジネス情報、3回はビジネスと日常のバランスを取った内容、そして1回は完全にリラックスした内容。これにより、フォロワーは情報提供だけでなく、人間味や企業の背景を感じ取ることができ、信頼関係が築かれるでしょう。

最終的に、成約力を高めるためには、適切な顧客層の獲得が鍵となります。集客対策を施す際には、質の高いターゲットへのアプローチを心がけることで、ホームページの成約率は飛躍的に向上します。

ホームページの内部を改善して成約力をアップ

ホームページ制作時

ホームページ制作時は、それを担当する制作会社とクライアントの共同作業といえます。成功の背景には、制作会社の豊富な経験が役立つことは言うまでもありません。彼らは、数多くの成功例と共に、教訓としての失敗事例も持っています。

その実績を元に、効果的な提案を行うのは当然です。しかし、最終的な判断はクライアントのもの。ユーザー目線でのチェックは欠かせません。提案された内容が自社の目的やターゲットに合致しているか、そして最終的にユーザーが行動を起こしやすいかどうか。これが最も重要なポイントです。

一方で、制作会社も柔軟に対応することが求められます。クライアントからのフィードバックを受け止め、適切な修正や代替案の提案が必要です。これにより、成約力が高まるホームページが誕生します。

実際のユーザーエクスペリエンスを最優先に考え、お問い合わせを促す要素や他のページへの導線をしっかりと配置することで、集客を意識せずとも自然と成果が上がるでしょう。

サイト運営時

サイト運営時の最大の武器は、実際の数値データを活用することです。勘や経験だけでは、ユーザーの本当のニーズや行動を把握することは難しいのです。

公開後、アクセス解析ツールの導入は必須。我々が頼りにするのは、グーグルサーチコンソールとグーグルアナリティクス。サーチコンソールを用いれば、上位表示キーワードの確認はもちろん、ページがユーザーの求める情報をしっかりと提供しているかも確認できます。その結果、ページの追記や削除、リライトが必要であれば、その都度対応していくのです。

一方、グーグルアナリティクスではユーザーのサイト内行動が可視化されます。特に、平均エンゲージメント時間を確認し、低いページは内容の見直しを行います。そのページが本当にユーザーの関心を引くものなのか、再評価する時です。

残念ながら、多くの運営者はアナリティクスの重要性を見過ごしています。しかし、実際には、このツールが持つデータは、サイトの成約力を向上させるための宝の山。数値に基づいてアプローチを変えることで、サイトの質を高め、ユーザーエクスペリエンスを最適化することが可能となります。

まとめ

ホームページを制作する際、多くの方が高い集客力を目指します。しかし、ただ集客するだけでは、真の成果は得られません。公開後の対策で重要なのは、集客と成約の両面からのアプローチです。

考えてみましょう。もし、100人の訪問者から1件の問い合わせがあるとすると、成約率は1%。この数を増やすために、単純に訪問者を増やすだけでは労力が増え、効率的でない場面も出てきます。訪問者を1,000人、10,000人と増やしていく作業は、思いの外、大変です。

だからこそ、成約率の向上にも目を向けるべきです。成約力を強化すれば、少ない訪問者でも多くの問い合わせや成果が得られるのです。当然、初めは集客に力を入れることが大切。ですが、ある程度の集客が確立されたら、成約力の強化を怠らないよう心掛けることが、ホームページ制作の真の価値を生み出すカギとなります。