- 2022.05.10
ホームページ制作と運営料金の支払条件
当社のホームページ制作や運営での支払い条件は、原則末締めの翌末払いをお願いしています。
恐らくこれがホームページ制作会社の一般的な支払条件だとは思いますが、昨今クライアントから別業者は半金前入金と聞くことが増えた気がします。
そこで今回は、当社の支払条件に付いて検討してみたので、紹介したいと思います。
当社の支払条件
当社のホームページ制作や運営時の支払条件は、納品付きの末締めで請求書を発行し、翌月末までにご入金をお願いします。
これは、創業以来ずっと定めていたルールになりますが、最近稀にホームページ制作の相見積に参加すると、競合他社は半金が前入金だと言われるケースが増えました。
詳細は聞いておらず不明ですが、恐らくキャッシュフローの最適化が目的でないかと考えています。
当社の場合、一般的にホームページ制作は、受注から納品まで3ヶ月以上かかるケースがほとんどです。
さらに、クライアント次第では、ひどい場合、半年や1年もかかるケースがあり、入金までに時間がかかりすぎるという問題を抱えています。
もちろん、この期間は、作業をしているけれども、入金がない状態で、正直なところとしては、結構厳しいものを感じます。
ただ、幸いにも、当サイトはユーチューブやリスティング、ポータルサイトへの広告掲載などは一切しておらず、さらにはツールなども最低限の契約にしています。
出ていく分のお金がほとんどない状態で、さらにはパートナーもその辺りの融通が利く法人や個人に限定しています。
入金がないというのであれば大問題ですが、これまでの経験上は、公開をすれば、すべてのクライアントが翌末までにお支払いをいただいています。
そのため、当社では継続してサービスを提供し続けていますが、やはりライバルがさまざまな支払条件があるとなると少し気になります。
そこで当社なりではありますが、ホームページ制作における支払条件にどんなものがあるかを調査し、検討してみました。
ホームページ制作にはさまざまある支払条件
調査した範囲で言えば、ホームページ制作には以下のような支払条件があり、一度参考にして見たいと考えています。
全額前入金
制作会社のホームページを見ていて、驚いたのが、全額前入金でサービス提供する企業もありました。
当社としても理想形ですが、なかなか承諾いただける新規案件は少ないと思い、というのも新規ではプレゼンなどは行いますが、ホームページ制作や運営に関する提案です。
そのため、支払ったとしても本当に作業をしてくれるのかが不安で、かなり強気でなければ、なかなかできないと思います。
もちろん、既存顧客においては、お受けいただけるケースも実際にあります。
半金制度
最近耳にしますが、受注後見積額の半金を前入金で、作業完了後にもう半金というパターンです。
もちろん、ホームページ制作中に作業が増えたり減った場合は、最後の請求書額を減らして調整しているようです。
当社がなぜこのスタイルを取らないかというと、昔にメーカーのホームページ制作を行ったときに、納品物がないと支払いはできないと言われた経験があるからです。
当社は小さな業者で、この会社はこれ、あの会社はあれというスタンスで作業を行うとミスが発生してしまうリスクがあります。
そのため、リスクと効果を考えた場合に、現状では入金を急ぐ必要がないと判断をして、現在の対応を継続しています。
後払い
オーソドックスなホームページ制作の支払条件だと思い、当社も実施していて、納品後に請求書を発行するスタイルです。
リース
2015年ごろに、新聞社に詐欺が公表され、ほぼ壊滅状態だと思いますが、結構大手が行っています。
ただ、大手であり、そんなおかしな契約形態はとっておらず、単純に初期コストを抑えた提案として活用されているそうです。
リースの最大の問題は、納品物がクライアントではなく、業者側に著作権があることだと思われ、当社はあまり実施する予定はありません。
月払い
リースではないのですが、月払いで対応するケースもあるようです。
例えば、初期費用が100万円なら、月額5万円で20ヶ月払いで、申込みのハードルを下げています。
実は昔にサイトエクスプレスという月額制パッケージを提供していた経験があり、2018年ごろからランニングコストを嫌がるお客さまが増え、売れなくなりサービスを休止しています。
ただ、あくまで一時的なものであり、今後もっと良い形態が見つかれば、再度月払いのサービスを提供したいと考えています。
サブスク
サービス自体は提供業者の契約するサーバーに保管し、それを自由に利用ができるサービスです。
最近サブスクリプション型ホームページ制作をよく目にしますが、当社は成果を追求していて、少し提供難易度が高く、サービス化すらできていません。
ただ、時代の流れ的には、月払いよりもサブスクの方が好まれると思い、何か良い対策法が見つかれば、リリースしたいと考えます。
基本は支払条件を継続する予定
上記を踏まえて支払い条件を検討してみましたが、現状ではもうしばらくは末締めの翌末払いで対応していこうと考えています。
ただ、それで対応している理由は、サービス提供にほとんどコストがかからないというポイントがあり、今後はどのように変化するかは不明です。
そのため、もし、案件を受注するのにコストが必要になれば、その時に対応し、当サイトで告知するので、いきなり変更するということはないのでご安心ください。