- 2022.09.10
サイト運営にフォトショップは必要か
ホームページ制作にはフォトショップなどの画像編集ソフトは必須になります。
当社のホームページ制作では、お客さまの状況次第ですが、できる限りフォトショップの導入をおすすめします。
その理由は、ホームページ制作後はクライアント自身で新規作成を行うからであり、その際に活用するケースがあるからです。
フォトショップとは
フォトショップとは、画像編集ソフトになり、画像が綺麗に見えるように調整したり、サイズ変更などが行えるソフトです。
アドビが提供するソフトで、従来のホームページ制作では必須でしたが、その機能性の高さから少し起動や活用が重く、最近では利用されないウェブデザイナーもいます。
そして大切なポイントは、実は運営時にも、別にフォトショップである必要はないのですが、同等の機能を持つソフトを利用するケースがあるという点です。
例えば、当社のホームページ制作では、よほど強い希望がない限りは、ブログを作成していて、公開後はお客さま自身で運用作業をお願いします。
この更新業務では、ニーズ次第では、できる限り画像を利用しなくても良いレイアウトやデザイン作成を行いますが、それでも0枚というケースは少ないと思います。
このときに例えば、アイフォンやアンドロイド携帯、タブレットで写真を撮ってそのままアップロードされるウェブマスターもいますが、サイズ調整を行うことがおすすめです。
もちろんそのままアップしても、自動的に制作したホームページで適切なビジュアルに見えるようには変更しますが、それは見た目が小さくなっているだけです。
そのため、大きな画像サイズになり、ウェブページを表示したときに少し重たくなってしまうのです。
重たくなるデメリットとして、まずページにアクセスしたときに画像がスムーズに表示されません。
パソコンであれ、スマートフォンであれ、昨今は通信環境がかなり整い、ユーザーはすぐに表示されないと離脱する恐れがあります。
次に、SEOへの配慮で、実はサーチエンジンのグーグルは、ページスピードインサイトというホームページを制作しています。
ここでは、各ページの表示速度を点数化してくれ、この点数が高い方が実はランキング上位を狙いやすいというものです。
このように成約対策としても上位ランク獲得においても、表示速度を高めることは重要で、ユーザーフレンドリーなホームページ制作には必須と言えます。
では、詳細に、ホームページ制作後にお客さまがフォトショップを実装するメリットを紹介します。
フォトショップでできること
ホームページ制作後にお客さまが導入するメリットを紹介します。
画像サイズの変更
撮影はスマホやタブレットでも良いですが、サイズ変更が必須で、最大の利点は、このサイズ変更を行いやすいという魅力があります。
当ブログでも、実は画像は主にアイキャッチで利用し、フォトショップでサイズを変更していて、作業は、非常に簡単で、導入すれば、作業時間の大幅な短縮に繋がることは間違いないです。
一点だけ問題があるとすれば、それ自体が重いという点で、ホームページ制作を行ったクライアントは、インストールするパソコンはそこそこの性能が必須です。
WebPに変換
最新版限定ですが、実はWebPへの変換が行えます。
WebPとは、JPGやPNG、GIFと比べ、品質は一切落ちないのに容量が半分程度になるグーグルが開発した拡張子になります。
昨今のホームページ制作では必須な拡張子であり、これらをツールなどを使わずとも、保存形式の変更だけで実装が可能です。
これも作業時間の削減に繋がる対策で、個人的にはこれだけでも非常に大きなメリットと言えますが、実装は考え方次第で、従来はアイフォンやアイパッドでWebP画像は表示されません。
現在では、適切に表示されますが、最近ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディアでSEOについて調べると、まだまだ対応が十分でないと投稿している方も見られます。
そのため、最終判断はお客さまウェブマスターが判断すれば良く、当社としては推奨しています。
ホームページ制作後にフォトショップは機会があれば
クライアントへ必ずダウンロードしインストールして欲しいとは言えません。
それは変わりになるソフトやツールも多くあり、さらには有料で、最終的にはウェブマスターが決めるべき内容です。
実際に当社のホームページ制作で言うと、フォトショップの実装割合は2%程度で、実はそれほど多くが導入していません。
もちろん、導入していない企業でも高いSEO効果を出していたり、効率的な更新作業を継続して行い続けているケースもあります。
公開後に、導入すべきかどうかをしっかりと検討して、もし必要であると判断をすれば、ぜひとも活用しましょう。
費用としては年間で数万円程度ですので、そこまで高い予算は必要ないですが、少し容量が大きく、パソコンのハードディスクやメモリーなどは意識したほうが良いでしょう。
このポイントをクリアーして予算も余裕があれば、ぜひとも導入をおすすめします。