- 2024.02.25
効果的なホームページの原稿は営業トークから考える
ホームページの原稿は、ユーザー目線でなければ効果を出せないというのは、多くのお客さまが理解をされていると思います。
しかし、ユーザー目線の原稿という表現だけだと、具体的にどんな原稿を書けば良いかが分からない方も多いのではないでしょうか。
そこで、当社では、ホームページ制作時にユーザー目線の原稿とは、営業トークから考えることが重要であると説明をしています。
当ページでは、営業トークから見た効果的なホームページの原稿作成法を紹介します。
営業トークから考えた効果的なホームページの原稿作成法
訪問者の利益を第一に考える
営業マンが、自分の利益しか考えていない営業トークを展開すると、多くのお客さまは、自社のことを考えてくれていないと気が付いて、契約してくれることはありません。
ホームページも同様に、訪問者の利益を第一に考えて、うちのサービスや商品を利用することで、訪問者の疑問や課題、悩みを達成できることを打ち出さなくてはなりません。
ホームページの場合、お客さまの悩みや課題をヒアリングすることはできませんが、訪問者がサーチエンジンから訪れていれば検索ワードに、SNSから訪れていればリンク元の投稿内容にユーザーニーズが隠されている可能性が高いです。
そのため、ホームページ制作時は、ウェブマスターやWeb制作会社の経験から原稿を作成して、運営の中ではアクセス解析を使って検索ワードや流入元の確認をして、ユーザーニーズを明確にしながらホームページの原稿を調整することが大切です。
サイト全体で自社の特徴を伝える
営業トークの最初に、自社の簡単な紹介を行うと思います。
自社が提供しているサービスや商品について話をする前に、自社がどのような思いで、サービスの提供や商品の販売を行っているかを適切に伝えることで、その後の説明の理解度を高めることが可能になり、成約率が飛躍的に高まります。
これはホームページも同様です。
昨今のホームページは、トップページから訪問者が訪れるわけではなく、サーチエンジンやSNSを使って、さまざまなページが入口になる可能性があります。
そのため、各ページの上部に、自社の特徴を記載した原稿を配置することで、訪問者は、その下にある原稿をより深く理解することができるのです。
さらに、昨今では、同業他社のホームページの数も増えていて、ユーザーは1つの商品やサービスを購入するために、多くのホームページを閲覧しています。
そのため、一般論しか書かれていないホームページだと、その内容はすでに知っていると感じてしまい、ブラウザバックなどを使って離脱してしまう可能性が高くなります。
各ページの上部に自社の特徴を長々と書く必要はありませんが、ユーザーから選ばれるホームページとするために、簡潔に内容をまとめて、原稿を掲載していくことが大切です。
ユーザーが知りたい情報だけを網羅する
営業トークの中で、お客さまの興味や関心がない内容ばかりを話してしまう営業マンだと、商品やサービスを販売することはできません。
これはホームページも同様で、訪問者は、ページタイトルに記載された内容を読むために、そのページに訪問したのだから、その内容だけが網羅されていなければなりません。
これまでの経験上、ページタイトルに対して関係がない内容が少しあるくらいでは、ホームページの効果に大した影響は見られないので、ウェブマスターが原稿を作成する際に意識をしていれば、問題がないと思います。
まとめ
ホームページの原稿は良質でなければ成果を出すことはできません。
しかし、良質とはなにかでお悩みのお客さまも多いと思われ、その際に当社が提案するのが営業トークと同じ考え方になるという点です。
営業トークであってもホームページであっても、最終的にはユーザーニーズを満たせるかどうかであり、ユーザーに価値のある原稿を作成することに注力しましょう。