- 2022.05.26
ホームページ公開後から行う上位表示の手順
ホームページ制作ではSEOを行うケースが本当に多いです。
このSEOに強いホームページ制作では、もしかすれば手順を変えても問題はないかもしれませんが、一応当社として最も効果的な対策法があります。
今回は、ホームページ制作直後に、どんな流れで検索ランクを高めるSEOを行うかを紹介します。
ホームページ制作後の上位表示の手順
ホームページ制作後のSEO手順がどれくらい効果があるかは不明ですが、当社で提案している流れを紹介します。
この流れは、本来は全般的にバランスよく行う方が良いと思いますが、クライアントにそれを求めるのはシビアだと感じます。
と言うのも、多くのお客さまは、運営担当が1名で、さらには役員や営業、事務と兼任であるケースがほとんどです。
そのため、やるべき作業を列挙して、これらすべてをバランス良く実行してくださいと言っても、なかなかできるものではないと思います。
基本的には、フェーズをかけて対策を行っていただいていて、一つずつ着実に実施いただいています。
ただ、この流れはおそらくホームページ制作会社ごとに異なり、あくまで当社の事例であり一例としてご覧いただければ幸いです。
では実際にホームページ制作後に行う検索順位を高める手順を紹介します。
具体的な上位表示までの手順
公開後に行う検索順位を高める手順を紹介します。
グーグルサーチコンソールなど
公開直後にはグーグルサーチコンソールを実装します。
一般的には、これまでの経験上ホームページ制作会社であれば、すべての業者が実装していると感じます。
ただ、実装するだけでは駄目で、初期設定を行う必要があります。
- XMLサイトマップ(RSS/Atom)を送信
- URL検査
XMLサイトマップやRSS/Atomの送信は、作成するすべてのページをサーチエンジンに認識して貰う対策です。
URL検査は、ホームページ制作直後でまったく被リンクがない状態だと、グーグルやヤフージャパンは、御社サイトの存在に気が付きません。
トップのURLアドレスのみを送信し、存在を知ってもらう対策となります。
グーグルサーチコンソールの初期設定が終わったら、次にマイクロソフトのビングウェブマスターツールも実装します。
昨今のサーチエンジンシェアで言うと、グーグルを抑えれば、流入としては問題がないですが、少なくても着実に訪問者がいるビングも念のために対策を行います。
行うことは、グーグルサーチコンソールと同様になっていて、この2ツールを適切に行えば、サーチエンジンは御社サイトの存在を明確に把握できます。
被リンク対策
ツール実装後には、被リンク対策を行うのですが、主に国や政府保有サイトへの登録です。
その一部は自分で行う被リンク対策の記事で紹介していますが、どれくらいの効果的かは不明で、おまじない程度の効果はあると認識して一応登録を行っていきます。
一点注意点があり、当社が推奨する被リンクは良いですが、それ以外はリスクがあり、もしその他にも知っているホームページがある場合は一度確認をお願いします。
低品質被リンクは、グーグルは無効化させていると公表していますが、本当に無効化されているかは謎で注意が必要です。
新規作成
ツールと被リンクは、実は早いと2営業日で完了し、ここからが気合を入れて本番のSEOを行い、対策は新規作成で、当社は毎日1ページ作成がノルマのスケジュールを組んでいます。
もちろん闇雲な新規作成ではなく、目標を定めており、大体100ページ前後です。
なぜかと言うと、昔に上位表示を行うなら100ページが必達と言われていた時代があり、その名残で、競合他社の多くが100ページ前後です。
そして当社のSEOでは、上位表示を狙うには、ライバルサイトよりも多くのページ数が必要だという基本的な考え方があり、100ページ前後となります。
これまでの経験で言えば、良質なコンテンツ作成を意識して頂いているクライアントは、もっと少ないページで上位表示を実現しています。
逆に、とにかく上位表示のために、新規作成を行っているクライアントは、まったく検索順位が上がらず、リライトを行う羽目になっています。
そうならないために、良質を意識して新規作成を継続すれば、必ず成果が出ると信じて更新を行いましょう。
また、この作業では先述しているツールを実装していて、新規ドメインでも比較的早い段階でインデックスされるケースが多いです。
問題点を改善
目標ページ数に到達した後は、上位表示ができているかで異なりますが、さらに追加が発生しますが、時間次第で新規作成数を減らしても問題ありません。
行うべきは、グーグルアナリティクスなどのアクセス解析を閲覧して、問題点の発見と改善です。
基本的に当社で多いのは、1日交替で実施しており、増えるページ数は半分まで低下しますが、代わりに品質は高まっていきます。
問題点の改善を行う企業はそれほど多くありませんが、実施している会社は高いSEO効果を発揮しています。
もちろん、余力があればですが、問題点の発見と改善も実施しましょう。
上位表示ができたら手順を忘れ思いついた対策を
ホームページ制作後に、上位表示を実現できて安定すれば、上記手順は忘れても問題ありません。
そこまで行った企業なら、どんな施策が検索順位を高めるかを理解できていて、後は自身が好きなように運用をしても問題ないです。
大切なのは最初であり、そこでどんな対策がランキングを高めるかをしっかりとした理解が重要です。
ホームページ制作実績の企業の多くは、上記を行い上位表示を実現して、その後は結構手離れして自由に運営しています。
傾向として、サービス力強化を行うために、日々の更新量を減らしているケースがほとんどです。
ただ、それを実現できるのも上位表示ができているからであり、これからホームページを制作される方は、ぜひ上記を参考にSEOを行ってみてはどうでしょうか。