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- 2022.01.02
SEOアルゴリズムを追いかけるのは不可能
弊社のお客さまの多くが、Web制作が終わった後にSEOを行っております。
そして、SEOを行っている会社さまから、さまざまなご質問をいただくのですが、まれに上位表示を行うためのテクニックであるアルゴリズムについてのご質問をいただくことがあります。
しかし、アルゴリズムを追いかけることは、不可能と言っても過言ではなく、グーグルは日々アルゴリズムの改定を行っているため、現在どのようなアルゴリズムかがはっきりと分からず、即効性のある対策については不明であることが一般的です。
そのため、SEOでは、アルゴリズムを追いかけるのではなく、グーグルが上位表示したいと思える訪問者にとって魅力的なページ作成を継続していくこと以外の対策法はありません。
テクニック重視を辞めよう
SEOでは、アルゴリズムを追いかけることは、本当に時間の無駄です。
その理由は、グーグルのアルゴリズムは200以上あると言われており、実はこの200以上あるアルゴリズムは、グーグル社員ですら全貌を知っている人間は2,3人であると言われております。
そしてさらには厄介なのが、グーグルは、日々アルゴリズムのアップデートを行っていたり、さらには年に数回コアアルゴリズムアップデートを開催しており、原則このアップデートの内容を公表していないのです。
そのため、アルゴリズムを追いかけ続けることは不可能であり、もしアップデートの内容を解析し、全貌を理解できたとしても、すぐに次のアップデートによって仕様が変わってしまうのです。
このように、アルゴリズムを追いかけるのではなく、グーグルの理念に基づき本当にユーザーにとって役立つホームページであれば、自然と検索順位を高めることに繋がるのです。
もちろん、Web制作会社などは、それでもアルゴリズムの解析は行っておりますが、しかしやはりリアルタイムでアルゴリズムを理解できている会社はないと思われます。
上位表示したいのは
グーグルが上位表示したいのは、どのようなホームページになるのでしょうか。
この上位表示したいホームページは、グーグルが運営している検索セントラルの「ビジネスオーナーまたはマーケティング担当者」カテゴリーに記載されており、もちろん技術的な話でも十分に理解ができる方は、「デベロッパー」や「SEOの専門家」のカテゴリーもチェックしましょう。
そして、検索セントラルを読まれる前に理解しておきたいことは、グーグルが上位表示を行いたいのは、「検索エンジンユーザーの検索キーワードに対して、もっとも詳しいか人気のあるホームページ」であると理解をしてからの一読で、より深い知識を得ることが可能です。
ただし、もっとも人気のあるホームページは、多少の被リンクが必要であり、非常に多くの労力を必要とするので、最も詳しいホームページへと成長させることが主なSEOになっております。
また、検索セントラルの確認は、弊社では、Web制作中あるいは公開後とさせていただいており、その理由は実際に管理画面でホームページを触りながらの方がより深い理解を得ることが可能になるためです。
アルゴリズムを追いかけないために
アルゴリズムを追いかけないホームページとするための弊社が考える対策法をご紹介いたします。
訪問者のために
弊社では、Web制作後に、SEOで成果を出すために、お客さま自身で更新作業を行っていただいております。
そして弊社の更新作業のお願いでもっとも多いのが、スタッフブログに、新規ページを作成したりリライト作業を行っていただくのですが、新規ページ作成であれ、リライトであれ、そのページを見た訪問者のことを考えることが重要になっております。
グーグルはどのようにページを認識しているかは不明になるのですが、しかしもっとも効果を発揮できる作成法は、ユーザーのために本当に詳しく分かりやすいページ作成となっておりますので、これらを徹底していくことで、御社のホームページは自然と上位表示が可能になってくるのです。
弊社の実績からは、このユーザーのためのページ作成をしっかりと行い続けることで、トップページで狙うような難易度の高い検索キーワードでも上位表示が可能になっております。
クローラビリティーを高める
検索エンジンはプログラムによって、ホームページの情報を自社のデータベースに格納し、そこで検索順位を決定しております。
そして、このプログラムは、1度の訪問ですべての情報をデータベースに格納してくれるのではなく、何度も訪問して初めてページの情報をすべてデータベースに登録してくれ、すべての情報が登録されて初めて、御社の検索順位は正しい検索順位になるのです。
この正しい検索順位とするためには、クローラビリティーと呼ばれる検索エンジンプログラムの巡回効率を高めることが重要であり、この巡回効率を高めるためには内部リンクの設置が効果を発揮します。
検索エンジンのプログラムは、ページを認識した後、そのページが入口になるか、内部リンクを辿って訪問するかのどちらかになっているため、内部リンクが張り巡らせたホームページの方がクローラビリティーを高めることが可能になるのです。
そのため、現在のWeb制作においては、このクローラビリティーの高いホームページの制作が重要であり、内部リンクを適切に張り巡らせてクローラビリティーを高めることで、SEO効果をより早く正確に発揮することが可能になります。
もちろん、Web制作だけではなく、運営の中でスタッフブログに記事を作成する際にも、しっかりと内部リンクを意識していくことで、クローラビリティーを最大化させることが可能になるのです。
被リンク
前提として、現在のWeb制作においては、被リンクの提案は、ほぼなくなったと言っても過言ではなく、御社が上位表示を狙うキーワードによっては、上記の2点だけでも上位表示が可能になっております。
しかし、上記の対策を行っても期待通りに効果が出ない場合は、少しだけ被リンクを行うことが重要になってきます。
この被リンクにおいては、2つの対策があり、1つ目は、御社のホームページと同じテーマで無料ブログを制作し、無料ブログに新規ページを作成したときに、関連ページがあれば、そこに被リンクを行うのが良いでしょう。
現在の被リンクにおいては、数ではなく質が大切になるため、基本的には、無料ブログを育てることに注力していくことが重要になります。
必ず気を付けなくてはならないことは、無料ブログで新規ページの作成のたびに自社のホームページへのリンクを行うというのは、すぐにグーグルのアルゴリズム違反になるため、必ず数ではなく質を意識しなくてはなりません。
そしてもう1つの対策は、グーグルサーチコンソールから上位のリンク元サイトを確認し、海外のホームページからの被リンクの否認になります。
もちろん、海外であっても、自然であれば問題がないのですが、海外サイトでよくあるのが自動生成されたページからの質の低い被リンクになり、これらを否認していくことで、御社は期待通りのSEO効果を出せるようになります。
このリンク否認は、当スタッフブログの別記事にリンク否認ツールは使わないほうが良いという記事も公開しているくらい強力なものになっているので、もし間違えて価値の高いリンクを否認したときには、しっかりと否認の解除が行えるようにしておくことが重要です。
自然と検索順位を高めよう
アルゴリズムを追いかけることは、SEOにおいては不可能になります。
そのため、基本としては、グーグルが検索セントラルで公表している情報や、ユーザーのためのホームページへと成長させることが重要になり、ユーザーのためのWeb制作を行い、そしてユーザーのための更新作業を継続し続けることで、御社の検索順位は少しずつ高まっていくのです。
そしてこのSEOのための更新作業では、1週間や1ヶ月程度の運営では効果を発揮できず、1年単位の継続した作業が必要です。
SEOでは狙って上げることは本当に難しく、しっかりとユーザーのためのホームページへと成長させ、自然と高まるSEOをオススメいたします。
そして、具体的な対策法としては、一般的に言われているように、Web制作が終わったら、新規ページを作成し続けたり、リライトを継続することで、本当に成果の出るSEOになるのです。