- 2022.06.13
SEOの自動化でホームページの運営時間を減らして上位表示を狙う
これからホームページのSEOを実施される方は、作業量の多さに驚かれると思います。
制作実績を見ても、SEO効果を出している企業では、ホームページを公開後に、100ページ以上の新規ページ作成やリライトを実施しています。
そのため、当社では、SEOをすべてとは言わないまでも、少しでも自動化できないかと考えており、今回は当社が現段階で考え付いたSEOの自動化法を紹介します。
なぜSEOの自動化が必要なのか
ホームページのSEO対策は多くの作業量が必要になります。
当社のホームページ制作では、SEO効果を希望されるお客さまには、公開後から毎日3ヶ月は新規ページ作成の継続を行い、3ヶ月目以降はリライトにも取り組んでいただいています。
毎日1ページ、リライトを含めても2ページ程度で良いなら継続できると思われる方も多いと思いますが、最初のころは良くても、後になるほど、新規ページ作成ネタがなくなってしまうので、大変な労力を伴っているのです。
しかし、SEOはライバルサイトとの競争になるので、ライバルのホームページよりも多くのページ数を作成して、さらに品質を高めなくてはなりません。
そのため、ウェブマスターは膨大な作業量が求められていてるのです。
実際に制作実績の企業で見ると、最短で毎日1ページ作成を継続して3ヶ月ぐらいでSEO効果を高めている企業がありますが、最長では1年かかっている事例もあります。
そのため、毎日1ページ作成とリライトだけだと言っても、膨大な作業量が求められます。
そこで当社が目につけたのがSEOの自動化です。
SEOでは、ページ数の多さと品質の高さ、ビジネスに関する情報量、関連ページからの被リンクの4つを高めることで上位表示ができるので、これらを実現できる自動化の方法はないかと検討しました。
SEOの自動化に向けたホームページの対策法
もしかすれば、もっと効率的な自動化の方法があるかもしれませんが、今日現在で当社がお客さまに紹介するSEOの自動化法を紹介します。
サイト運営時でも対応が可能ですが、作業工数がかかってしまうので、ホームページ制作時の実装をおすすめします。
ユーザー投稿型コンテンツ
ユーザー投稿型コンテンツとは、御社のホームページで会員登録したユーザーが、自由にコメントを書き込めるコンテンツのことを言います。
基本的には会員登録を必須にすることが推奨され、訪問者全員が書けるようにすると、スパムを行う方が多く発生するので、おすすめできません。
ホームページ制作後のSEOで大変なのは、新規ページ作成を継続することになるので、ユーザー投稿型コンテンツを作成すれば、ユーザーがどんどんビジネスに関する情報を公開してくれます。
一般的には、コーポレートサイトではなく、ネットショップの方が利用がしやすく、ネットショップで商品ページに購入前後のユーザーが投稿できるようにします。
ただし、その際に注意点があり、それはビジネスに関連する内容に限定して投稿してもらうことと、さらに品質の高い投稿を行ってもらうことになります。
以前にネットショップでユーザー投稿型コンテンツを実装した際には、投稿ルールを定めて、その通りに投稿して欲しいという点を打ち出し、投稿者には商品購入で利用ができるポイントを進呈しました。
その結果、そのホームページは多くの口コミを獲得でき、SEOの半自動化に成功できました。
SEOの完全自動化ではなく、半自動化の理由は、ユーザーが投稿するコンテンツは、短文であったり低品質なケースが多く見られるので、これらの改善に時間がかかり、SEO作業量が0になったわけではありませんでした。
ナチュラルリンクを獲得
ホームページの品質を高めることで、ナチュラルリンクを集めることもSEOの自動化の一つです。
現在のSEOでは被リンクの効果が弱くなっていますが、それは低品質な被リンクはサーチエンジンが無効化しているから弱くなったと感じるだけです。
サーチエンジンが無効化するのであれば、労力がかからないナチュラルリンクであれば、御社に手間がかからずSEO効果を発揮することが可能です。
ナチュラルリンクを獲得するには、ホームページにあるすべてのページを良質化することが大切です。
ユーザーが本文を読んだときに、参考になったと感じてもらうことができれば、自然とナチュラルリンクが増えていくでしょう。
ナチュラルリンクが獲得できる品質のページ作成ノウハウを掴むことで、ホームページは最小の努力量で最大のSEO効果を得られるようになります。
AIライティングツールで原稿作成
ホームページ制作時にスタッフブログを作成して、その記事をChatGPTなどのAIライティングツールに原稿に書いてもらうことで、SEOを半自動化できます。
ただし、その際には、注意点があり、AIライティングツールの書いた文章をそのまま掲載するのではなく、必ずリライトを行う必要があります。
最近のAIライティングツールは優れた文章を吐き出してくれるようになりましたが、少し表現が回りくどいことや、ファクトチェックがされていないこと、過去の情報を基に記事を作成していることなど、多くの問題点が存在しています。
これらを解消したうえで、記事を公開することで、SEOの半自動化を実現することが可能です。
まとめ
SEOの自動化できる仕組み作りはホームページ制作において重要です。
現段階では完全に自動化することはできず、ウェブマスターの目視や調整が必須になっています。
当社では今後も、SEOの自動化を検討して、良い案が浮かべば当ページを更新したいと考えています。
これからホームページ制作を行う方は、半自動でも良いので、少しでもSEO作業を自動化することを考えることをおすすめします。