- 2023.09.05
キーワード選定とは?ホームページのSEOで必須
ホームページのSEOではキーワード選定が重要だと言われています。
しかし、制作実績のホームページでは、従来から言われていたキーワード選定を行わずに高いSEO効果を発揮しているので、当社では、独自のキーワード選定を提案することが多くなっています。
当ページでは、これまでの経験からお客さまが知っておくべきキーワード選定法を紹介します。
SEO効果が高いキーワード選定とは
当ページで紹介するSEO効果が高いキーワード選定とは、一般的に言われているキーワード選定法とは異なります。
一般的に言われているキーワード選定法とは、Googleキーワードプランナーやラッコキーワード、検索結果に表示される関連する質問と関連性の高い検索に出てくるキーワードから、そのキーワードを強調したページを作成し、実際に検索されているキーワードを利用することで、多くの見込み顧客を集客するための対策法のことを言います。
しかし、制作実績で、月間のサーチエンジンからの訪問者数が10,000人を超える高いSEO効果を発揮しているホームページを見ると、キーワード選定を一切行っていないのです。
ただ、何も考えずに、ホームページを運営しているのではなく、これらのツールを使わないキーワード選定を行っています。
では、制作実績のホームページが行っているツールを使わないキーワード選定法について紹介します。
SEO効果を高めるキーワード選定法
Excelを用意
昨今のホームページのSEOでは、1ページに固有の1ワードと言われています。
すなわち、ホームページにあるすべてのページで固有の1つのキーワードを選定する必要があり、これらを管理する際には、Excelファイルを利用すると便利です。
例えば、A列にページタイトルを記載して、B列にURL、C列に上位表示ワードを記載することで、各ページで固有のキーワードを選定しやすくなります。
もちろん、ExcelでなくてもGoogleスプレッドシートでも問題なく、新規ページ作成前にチェックがしやすいことと、更新を行い続けることができる点さえクリアーしていれば、ファイル自体は何でも問題ありません。
メインで上位表示を狙うキーワードの選定
ホームページがメインで上位表示を狙っているキーワードを定めましょう。
メインで上位表示を狙っているキーワードは、1つである必要はないですが、数が多くなるほど、ホームページ運営量が増えていきます。
これまでの制作実績で見ると、メインで狙っている1つのキーワードで1ページ目にランクインするには、100ページほどが必要になることが多いので、メインで狙っているキーワード数が増えるほど、多くのホームページ運営量が求められています。
また、メインで上位表示を狙っているキーワードは、満遍なく検索順位を高めるよりも、1つずつのキーワードで検索順位を高めた方が効率的に思われ、多くても2つまでに抑えることが大切です。
関連するページのキーワードを選定
ウェブマスター自身でメインで上位表示を狙っているキーワードに関連した100ページ分の固有のキーワードを選定します。
なぜ、いきなり文章作成を行わずに、まずは関連するページのキーワードを選定しているかと言うと、小出しでしてしまうと、固有でなくなる可能性が高まってしまうからです。
サーチエンジンは、個々のページで固有のキーワードを意識した文章作成を行っていないとカニバリゼーションが発生してしまいます。
カニバリゼーションとは、1つの検索ワードで表示される複数のページのことを言い、カニバリゼーションが発生するとサーチエンジンはどちらのページを上位表示させればよいか分からないので、どちらのページも少しSEO効果を落としているのです。
そのため、理想を言えば、ホームページ制作時からページごとに固有のキーワードを選定することが大切になっており、最悪でもホームページ運営を開始する前に定めることが大切です。
ライバルサイトの調査
ウェブマスター自身で、100ページ分のキーワードを選定した後、ライバルサイトをチェックして、不足しているキーワードがないかを確認しましょう。
ライバルサイトが狙っているキーワードは、見込み顧客が検索している可能性が高いので、御社もそのキーワードで上位表示を狙うことで、より高いSEO効果を発揮できる可能性があります。
ただし、その際には、御社自身で文章作成が行えるかどうかの検討も大切になっており、もし原稿作成が難しい場合は、そのキーワードは選定から外しておくのが良いでしょう。
良質を意識したページ作成
ホームページにあるすべてのページのキーワード選定が終わったら、あとは良質を意識したページ作成を行うだけです。
サーチエンジンは、検索結果をユーザーに役立つものにするために、ホームページの品質によって検索順位を定めていて、選定したキーワードすべてで良質なページを作成することで、自然とそれぞれのキーワードで上位表示ができるようになります。
さらには、メインで上位表示を狙っているキーワードと関連したページ作成になるので、検索ワードとホームページの関連性も高まり、自然とメインで上位表示を狙っているキーワードでもSEO効果を発揮するのです。
まとめ
キーワード選定について紹介しました。
従来のホームページのSEOでは、キーワードプランナーやラッコキーワードを使ったキーワード選定が必須でしたが、現在のホームページにおいては、ツールの利用は必要がないと感じるケースが増えています。
キーワード選定のためにツールを利用するのであれば、その時間を使って、良質なページを作成する方法を検討したほうが高いSEO効果を発揮できます。
キーワード選定ってなんだ?とお悩みの方の参考になれば幸いです。