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- 2022.01.05
SEOキーワードの選び方
弊社は、大阪のWeb制作会社になるのですが、弊社で行うWeb制作では、多くのお客さまがSEOを希望されることが多いので、ホームページの提案が自然とSEOに最適化されたホームページになっております。
このSEOにおいては、基本的には、Web運営が重要になり、その運営自体はお客さま自身で行っていただいておりますが、もちろん単にお客さまがホームページの運営ができるように制作するだけではなく、ホームページ公開後に運営法のレクチャーを実施しております。
そしてそのWeb運営法のレクチャーの中で、まず初めに行うことがSEOのためのキーワードの選び方になり、選定を適切に行うことで、お客さまのWeb制作は飛躍的に成果を向上させることが可能になるのです。
選定を行わないこともある
まず初めに、弊社のこれまでのWeb制作実績として、このキーワードの選定を行わないWeb制作でも成果を出している会社さまがあります。
その会社さまのホームページは、ANA・JAL株主優待即納サービスで、こちらのホームページでは選定を行わず、日々ブログの更新作業を行い、現在では非常に高いSEO効果を得ることに成功しております。
こちらの会社さまの戦略としては、基本的にはスタッフブログで更新する内容は、トップのSEO効果を高めるためで、実はスタッフブログからのアクセスをほとんど期待しておりません。
このような場合であれば、別に行わなくても成果を出せるのですが、実はホームページによってはトップの上位表示に成功したとしても、まったく訪問者が集まらないこともあるので、そこは注意していく必要があります。
もちろん記事自体は闇雲に作成しているのではなく、しっかりとそのページを見たユーザーのことを考えてはおりますが、そのページのターゲットを明確にしておりませんので、実際にそれぞれのページで検索順位が1位や2位になったとしても、そもそもの検索者が存在していない可能性もあるため、効果があるかは運次第になっております。
エクセルで管理
まず初めに知っておきたいこととして、キーワードを選定した後に、それぞれのキーワードとページタイトルをエクセルに記載していくようにしましょう。
と言うのが、現在のグーグルは非常に類似コンテンツを嫌う傾向にあるため、キーワードが同じページを多く制作することは、可能性としてプラスに働くことはなく、どちらかと言えばマイナスあるいはゼロの効果になると思います。
そのため、この類似を避けるためにも、しっかりとメモしていくことで、類似したページ作成を行わなくなるので、御社のホームページはより高いSEO効果を生み出すことが可能になるのです。
このメモは現在のWeb制作・運営においてはかなり重要なポイントになるため、Web制作が終わったらしっかりとエクセルなどに記載していくようにしましょう。
初めはグーグルのツール
まず初めに行いたいのが、グーグルが提供するキーワードプランナーの利用になっております。
こちらのツールは、基本的にはリスティング広告用になっていて、どのようなキーワードで広告を出稿すれば、成果を出せるかを知ることが可能になります。
例えばトップで上位表示を狙うのが、【Web制作 大阪】であった場合に、実際に【Web制作 大阪】で検索をしてみます。
すると、【Web制作 大阪】を含むさまざまなフレーズが表示されるため、これらのフレーズでページ作成を行うことで、SEOとして非常に効果的になるのです。
もう一度同様の調査
上記の調査が終わり、すべての記事の作成が終わったら、もう一度キーワードプランナーを利用して調査を行います。
1回目の調査で抽出したフレーズ数は、一般的には100程度になってくると思います。
そして100ページを作成するとなると、どんなに早くても3ヶ月はかかると思いますので、3ヶ月で御社の見込み顧客が検索するフレーズに増加があった場合はしっかりと記事を作成していくようにします。
この2度目のキーワードプランナーでの調査は本当に手間のかかる作業ですが、しっかりと行うことで、検索エンジンユーザーの取りこぼしがないWeb制作となるのです。
そしてラッコツール
次は別のツールを利用します。
そのツールとは、ラッコ株式会社が提供するラッコキーワードになり、こちらのツールでは主に関連キーワードを抽出してくれるものになっております。
この関連キーワードは、基本的にはユーザーの検索は関係がなく、御社の競合他社のホームページが力を入れてフレーズになっており、実際の検索者数は分かりませんが、ライバルが力を入れているのであれば、御社も力を入れることが重要になります。
そしてこのラッコキーワードまでが調査方法になっており、ここまでをしっかりと行うことで御社のホームページはより多くの見込み顧客を集客することが可能になります。
自社が打ち出したい内容
上記の2つのツールの結果は、エクセルなどで管理をしていると思いますが、実はそれではまだ十分ではなく、そこから御社が大切だと思うキーワードを追加して、記事としていくことも大切です。
これについては基本的には検索エンジンユーザーがどれくらいいるかを調べる必要はないと考えており、もし調べて検索者数がいなかったとしても、打ち出すべき内容はしっかりと打ち出したWeb制作を行うべきだと考えているためです。
そしてこれらを行うことで、御社のトップも上位表示が可能になっているため、非常に効果的な対策であると言うことができるのです。
ライバルサイトの内容
そして最後に、ライバルサイトにあり自社にはない内容が掲載されているページを確認します。
このライバルサイトが打ち出している内容は、ニーズがあるかどうかは立ち上げてみないと分かりませんが、ライバルが検索者を独占して集客している可能性があるので、御社もそのページを作成して、いくらかの訪問者を奪っていく必要があると思われます。
そしてライバルサイトのページを模倣して御社も作成することが重要になるのですが、注意点としては、絶対に原稿や画像をそのまま自社のホームページにコピー&ペーストしてはいけないという点があります。
ライバルサイトの該当ページを一読し、頭の中で記憶をしておき、その後原稿を書き始めることで、模倣のない優れたページ作成が可能になります。
現在のWeb制作においてはコピー&ペーストは絶対に行ってはならない対策になるので、必ず一読をした後頭の中で整理をして、自社に活かすようにしなくてはなりません。
内容も重要
上記がWeb制作時に行うべきキーワードの選び方になっております。
この選定を行うことは、Web運営の効率を考えると非常に大切な要素にはなるのですが、実はこの調査と同じだけ重要になるのが、作成するページの質になっております。
この質については、SEOの質とユーザーのための質の2つがあり、どちらも達成して初めて成果を得ることが可能になるのです。
SEOは日々の更新作業になっていて、本当に大変な作業を伴うものになりますが、しっかりと上記のキーワード選定とページ作成の質を意識していくことで、御社のホームページは本当に成功することが可能になるのです。