- 2022.11.13
短縮URLとは?ホームページのメリットとデメリット
短縮URLとは、本来ではなく、省略されたアドレスを言います。
もちろん、自分で勝手に省略するのではなく、ツールを利用する必要があります。
この短縮URLを利用することで、制作したホームページアドレスを他サイトに掲載したとしても、極端に長い文字数にならないというメリットがあります。
短縮URLとは
短縮URLとは、ホームページのアドレスが長い場合に短縮ができるサービスになっています。
もちろん、勝手に自分でアドレスを削っても、まったく意味がなく、自分で行うと404 NOT FOUNDページが表示されます。
当社が最近よく提案するツールはX.gdになります。
昔はbit.lyを提案していましたが、最近は会員登録が必要になってしまっていて、別ツールに乗り換えています。
短縮URL自体は、実はホームページ制作時には、まったく関係がありません。
しかし公開後に、サイト運営を行う中で、アドレスを告知する際に利用が可能になっています。
例えば、トップページのアドレスが非常に長いというケースは稀でしょう。
しかし、下層ページは流行りで言うと、タイトルタグを英語に訳して、それをアドレスにするのが一般的です。
そのため、もちろんあまりに長い場合は、自分でアドレスを削っていくと思いますが、それでもそこそこの長さが一般的です。
このような長いアドレスを、例えば、ツイッターで告知する場合に、ツイッターカードであれば、タイトルタグが自動抽出されます。
しかし、2つ以上を掲載する際には、ツイッターカードで表示されず、アドレスが長いとそれだけで多くの文字数を消費してしまいます。
こういったときに、短縮URLは非常に便利になっていて、ホームページ制作後に、一応ご紹介しています。
なぜ一応かと言うと、あまりWebサイト制作会社の発言としては適切ではないかもしれませんが、成果にはそこまで大きな効果がないと判断をしています。
ただし、リンククリック率は、業種やホームページの種類によっては影響があるかもしれず、メリットデメリットをしっかりと把握しましょう。
短縮URLのメリットとデメリット
では、この短縮URLを利用する際のメリットやデメリットについてご紹介をしたいと思います。
当社はホームページ制作後に、このようにメリットとデメリットをご紹介しています。
メリット
短縮URLのメリットは、ホームページ制作時にトップページを長いアドレスにするケースはないでしょうが、下層ページは十分にあり得ます。
例えば、ツイッターやフェイスブック、インスタグラムなどにおいては、文字数制限があります。
特にツイッターにおいては、140文字が最大になっていて、アドレスが長いと大半を消費してしまう恐れがあります。
また、昨今は、デメリットの大きさが周知され、利用されているケースは0と言っても過言ではありませんが、2015年ごろは紙媒体でも利用されていました。
紙媒体の場合は、スペースが限られていて、長いアドレスの告知を行う場合に利用されていました。
しかし、現在においては、以下でご紹介するデメリットが大きく、ほとんど利用されなくなっています。
文字数が少なくて済むというのは非常に大きなメリットであると思われ、デメリットを確認の上、問題がなければ利用しても良いと思います。
デメリット
最大のデメリットは、リンクをクリックするユーザーにとって、リンク先がどんなホームページかが分からないという点があります。
短縮URLツールを利用すると、例えば「https://sample.jp/」であれば、ツールごとに吐き出される文字列が異なり、上記X.gdで言うと「https://x.gd/70Cyq」へと変換されます。
これでは、ユーザーは、そのリンクをクリックしても問題がないかどうかを判断が非常にしづらく、ウィルス感染リスクを考えてしまいます。
実際に当社は、ホームページ制作後にクライアントへサテライトサイトを提案していますが、サテライトサイトですら、結構外部サイトへのリンクはクリックして貰えません。
そういった中で、意味が分からない文字列をクリックしてくれる可能性は非常に低くなってしまいます。
これが最大のデメリットになっていて、短縮URLツールを利用される場合は、このデメリットを明確に理解して、適切なタイミングで利用するようにしましょう。
短縮URLはホームページ制作後の運用で
当社は短縮URLの利用はそこまで強く推奨はしていません。
ただ、ホームページ制作後にクライアントへは説明していて、「メリットとデメリットはこうなり、もしタイミングがあれば利用してください」とお伝えする程度です。
実際に、ホームページ制作後に、ソーシャルメディアを運用されていたり、チラシの配布を行われているクライアントは多くいらっしゃいます。
しかし、どのクライアントも、ソーシャルメディアではべた書き、あるいはソーシャルメディアカード、チラシではQRコードを利用されています。
それほどデメリットが多いと感じられるものになっていて、当ページをご覧の方は、ぜひともメリットとデメリットを把握したうえで、判断するのが良いでしょう。
ただし、絶対にいけないと考えているわけではなく、本当にユーザーが安心して利用ができる場合であれば非常に便利であると思っています。
そのため、何かのタイミングで、すでに取引がある個人や法人に対してのみの利用を推奨しています。
短縮URLに関するよくあるご質問
短縮URLに関するよくあるご質問と回答をご紹介します。
自社で使っても良いか判断できない
短縮URLツールを利用するかどうかは、誰にどの媒体で告知をするのかによります。
例えば、ホームページ制作後に提案するのは、すでに取引がある個人や企業に対してであれば、安心してリンクをクリックしてくれると考えています。
しかし、不特定多数に御社が制作したホームページをアピールするのには少し向いていないように感じます。
そのため、もし利用をご検討であれば、本当にユーザーがクリックしてくれるかどうかを基準に判断するのが良いでしょう。
被リンクによる上位表示効果はある?
現在でも良質な被リンクであれば、確かなSEO効果があります。
短縮URLを利用したとしても、被リンク効果は損なわれません。
そのため、SEO効果を気にされている場合であれば、安心してご利用ください。
ただし、昨今の被リンクによる上位表示対策は、リーズナブルサーファーモデルと言われるユーザーがリンクをクリックするかどうかが非常に大切になっています。
そのため、短縮URLを利用した結果、ユーザーがクリックしてくれないとなると、もしかすれば検索順位にプラスの効果を得れない可能性があります。
この辺りは、検索エンジンは一切公表しておらず、確証はありませんが、リーズナブルサーファーモデルを考えると、できれば辞めておいた方が良いかもしれません。
アクセス解析データーはどうなる?
内部リンクで短縮URLを利用されるケースはほとんどないでしょう。
ただし、外部リンクにおいては、まれに利用されているケースがあります。
ホームページ制作経験から言うと、短縮URLとしてグーグルサーチコンソールとグーグルアナリティクスに表示されています。
ただ、その他アクセス解析や分析と調査ツールは不明になっていることをご理解ください。
あくまで当社がホームページを制作したクライアントサイトを見る限りはという話になっています。
おすすめのツールは?
おすすめの短縮URLツールは特にありません。
昔はグーグルが提供していて、ホームページ制作後には、グーグルツールをおすすめしていましたが、現在では、サービス自体を辞めています。
そのため、上記の2つのツールあるいは、ご自身で検索をして探したツールで良いと思います。
恐らく、検索結果の上位に表示されているツールであれば、どれを利用されても良いと思いますが、自分では判断がつかない場合はお気軽にご相談ください。
ツールをお伝えするだけであれば、無料対応をいたします。