- 2024.02.02
ホームページの検索順位に影響するスパムリンクとは
制作実績のホームページや当サイトのGoogleサーチコンソールを見ると、現在でも定期的にスパムリンクが増えています。
低品質なスパムリンクが増えたとしても、現在のサーチエンジンは、自動的に無効化してくれているので、過剰な意識は不要ですが、検索順位に影響を与える可能性があるスパムリンクも存在します。
当ページでは、サーチエンジンが無効化してくれない可能性があるスパムリンクについて紹介します。
サーチエンジンはスパムリンクを無効化してくれる
サーチエンジンは、スパムリンクを自動的に無効化しています。
従来は、無効化ではなく、スパムリンクが多いホームページの検索順位を下げていたのですが、逆SEOが流行ってしまい、ライバルサイトに対して、スパムリンクを行い、競合他社のホームページの検索順位を下げる企業が多くありました。
そのため、サーチエンジンは、スパムリンクの無効化を行っており、すなわち低品質な被リンクが付いたとしても、検索順位に影響がなくなったのです。
これは多くのホームページ担当者にとってメリットであり、これまでは被リンクを監視して、スパムリンクがあった場合は、リンク否認ツールを使わなくてはならなかったのが、すべてが自動的に無効化されるので、運営効率を高めることができるようになりました。
サーチエンジンが無効化しない可能性のあるスパムリンクとは
サーチエンジンが無効化しない可能性があるスパムリンクとは、サーチエンジンがスパムと判断しづらいリンクのことを言います。
サーチエンジンがスパムリンクとせずに、マイナス評価を与えてきそうな被リンクの特徴は、もともとは高評価だったのに、突然スパムリンクになったケースです。
例えば、サイト自体はしっかりと作り込んでいるのに、闇雲に被リンク対策を行った結果、手動ペナルティを受ける可能性が高いホームページからの被リンクだと、手動ペナルティを受けた段階で、御社のホームページにマイナス影響を与える恐れがあります。
また、サブドメインでアフィリエイトサイトを制作しているホームページにも注意が必要です。
アフィリエイトサイトの多くが、SEOに特化したホームページとなっているので、いつメインドメインとサブドメインの両方のホームページがスパム認定されるか分かりません。
そのときに、もともとは良質なホームページだと判断されていたのに、突然スパムに認定されてしまうと、サーチエンジンは無効化せずにマイナス評価をしてくる可能性もあります。
そのため、定期的にGoogleサーチコンソールを確認して、被リンクサイトが、SEOを目的にしたホームページの運営を行っていないかをチェックしましょう。
もし、SEOを目的にした運営を行っている場合は、リスクを考えてリンク否認をしましょう。
まとめ
サーチエンジンはリンクの品質を確認して、スパムっぽい場合は自動的に無効化しています。
そのため、お客さまは被リンクをそれほど意識しなくても良いですが、SEOのために運営しているホームページからの被リンクは、一応否認しておいた方が良いでしょう。
ただ、Googleが「リンク否認が必要がなく、低品質やスパムな被リンクは無効化させている」と言い出したタイミングから、リンク否認を行ってもホームページの検索順位が動いた経験はありません。
そのため、あくまでリスク回避のための対策と理解をして取り組むべき内容になります。