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  • 2023.02.11

ヤンデックスのランキング要因が流出したが

ヤンデックスがランキング要素を流出

少し情報が古いですが、先日ロシア最大のサーチエンジンになるヤンデックスのソースコードが流出しました。

そこにはランク要因も記載され、当社はSEOに強いホームページ制作を売りにしていて、各要素のチェックを行っています。

ただ、すでに多くのブログが公表している通り、あくまでヤンデックスのランキング要因であり、日本国内のウェブマスターが気にする内容はないと感じます。

ヤンデックスのランキング要因

先日、ヤンデックスのランキング要因が流出してしまい、多くのホームページ制作会社やSEO業者はチェックしたと思います。

確認して参考にはなりましたが、SEOに強いホームページ制作には活かす意味がないように感じます。

というのも、国内でアクセスが多い主要な検索エンジンは、グーグルとヤフージャパン、マイクロソフトビング、番外でダックダックゴーです。

提供会社が違うけど、同じ検索エンジンだから、似た順位を決定するアルゴリズムじゃ?と言われる方もいると思います。

確かに、その通りで、さらにはヤンデックスには元グーグル社員も多いそうですが、微妙に異なっている要素が多くなっています。

例えば、流出したコードを見ると、URLアドレスに数字を利用するとマイナス評価であると記載がありましたが、グーグルやヤフー、ビングは決してそんな仕様はありません。

大筋で見ていくと、良質なコンテンツ作成が重要だとも書かれていて、グーグルなども同じ仕様です。

ただ、細かなところでは、実はまったく異なる仕様で、信じて対策をしたとしても、下手をすれば改悪になり、逆に順位が下がる可能性もあります。

少し前置きが長くなりましたが、流出したコードを見て、特に気になったポイントを紹介します。

リンクエイジ

被リンクを獲得して、どれくらい時間が経過しているかは、ランキング要素です。

実際に、グーグルやヤフー、ビングでも見られる傾向で、ホームページ制作直後に、国や行政の運営サイトへすぐに登録をお願いしています。

ただ、厄介な点が、グーグルなどは、どれくらいの周期で増えているかも見て、簡単に言うと永続的に増やし続けるのが正解です。

これは、ホームページ制作後にお客さまが気にする情報ではなく、もちろんナチュラルリンクを狙った原稿作成は必須ですが、意識までは必要がないと感じます。

流入数

オーガニックやリスティング広告など、検索からの流入が多いと、SEO効果が高くなるそうです。

これは、役立たない情報で、公開直後から検索エンジンからの流入数が多いというケースはまずあり得ません。

ホームページ制作が終わった後、運営を継続していると必ずランキングが向上し、アクセスではないように感じます。

また、SEOを目的に月額10万円をかけたお客さまがいますが、順位は向上しませんでした。

URLの数字とスラッシュ数

URLに数字を利用すると、SEO効果が出ないと記載されていますが、無視して良い情報です。

ホームページ制作前に、狙う検索ワードの調査をしていますが、すべてのURLが数字で構成されたケースを多く見ています。

ただ、スラッシュはどれくらい影響があるかは不明ですが、意識はすべきで、数が多いとより深い階層であることを意味し、適切な判断がしづらくなるかもしれません。

ホストの信頼性

ステータスコードで400番代や500番代をなくした方が良いという考え方で、一部グーグルなどにも当てはまると考えています。

さらにグーグルなら、300番代も減らしたほうが効果的と思い、ホームページ制作後の提案では、ページ削除やリダイレクトは絶対にしないで欲しいと伝えています。

ユーザー行動

検索結果でのクリック率やラストクリック、直帰率、平均滞在時間など、ユーザー行動の最適化は、昔から結構言われる要素です。

ただ、クライアントを見ると、数値が改善されるのは、順位が高くなってからの方が多いように感じ、あまり役立たない情報かも知れません。

記事公開日

グーグルなどのSEOにおいても重要で、公開日が新しいほど上位ランクが獲得できます。

となると、多くの制作したホームページでは、ただ単に公開日を最新にするケースがありますが、それは適切に対応されています。

過剰に公開日だけを触ると、サーチエンジンは公開日を無視し始め、適切な公開日の設定が重要です。

ブックマーク数

お気に入り登録されている数が多いほど上位表示の確率が高いという考えで、実績でもリピート率向上目的で試し、効果がありました。

ネットショップですが、もともとは普通に作成しただけでお気に入りを考えていませんでした。

ただ、SEOやツイッターとフェイスブック、インスタグラムなど、ソーシャルメディアからの流入対策は大変だと言われ、お気に入りユーザーを増やす対策をしました。

結果、かなりブックマーク数が増え、対策が終わって2ヶ月程度で一気にランキングを高めています。

そのため、現在はホームページ制作でブックマークへの意識は当たり前に行っています。

URLのキーワード利用

URLにキーワードを利用したほうが上がりやすいという噂があります。

ただ、グーグル検索オフィスアワーでも紹介され、あったほうが認識力は高まるが、別に無理して対応する項目ではないと発言されていました。

ちなみに、どの動画かは忘れてしまったので、上記リンク先からご自身で探してください。

コンテンツの品質

最後に、現在のSEOはコンテンツの品質がすべてであると感じます。

ヤンデックスでは、品質が高いページが多いと、ドメインパワーが向上すると書かれていて、まさにその通りだと感じます。

問題は、何が良質で何が低品質化を公表していない点ですが、これまでの経験で言えば、恐らく訪問者目線で作成すれば良質と見なされます。

気になるウェブマスターはヤンデックスの流出情報をチェック

基本的にはヤンデックスと国内で上位表示を狙うグーグルやヤフー、ビングは別物です。

細かな仕様をいくら自社サイトで最適化してもランキングが上がらない可能性の方が高いです。

ただ、品質がドメインパワーに影響を与えるというのは、恐らく上記検索エンジンも同様で、対策するメリットは十分にあります。

ホームページ制作後に、SEOを実施される方は、真剣に見る必要はないですが、参考になればラッキー程度で閲覧なら良いと思います。

最後に、最大のSEOは、ホームページ制作時から良質を意識する点で、それ以外は付属品と感じます。

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