- 2022.10.04
被リンクSEO業者に依頼するデメリット
当社のホームページ制作実績で、被リンクSEO業者に依頼したクライアントがいます。
お恥ずかしながら、当社はサーチエンジンに強いホームページ制作会社を謳っていながら、被リンクSEO業者はなくなったと思っていました。
今回は、制作したホームページで被リンクSEO業者に依頼するデメリットを紹介します。
被リンクSEO業者とは
従来のウェブマスターは多くが、ホームページ制作後に被リンクSEO業者に依頼をして、高い検索順位を獲得していました。
クライアントでも、利用しているケースは見られていて、当然そのお客さまは信じられないくらい高い検索ランクになります。
しかし、これでは最良の検索結果にならず、実際にホームページ制作会社である当社も検索ワード次第でサーチエンジンは役に立たないと思っていました。
当然、当社ですらそう思っていたので、当時日本国内で主要なサーチエンジンになるグーグルやヤフージャパン、マイクロソフトビングも思っていました。
そのため、この順位を何とかしたいと考えて対策が行われ、確か2015年ごろにペンギンアップデートと言われるバージョンアップが行われています。
このバージョンアップは、制作したホームページのコンテンツの品質を評価する内容ではなく、被リンクの良し悪しを判断ができる仕様変更になります。
その結果、制作したホームページのコンテンツが評価されず、さらには低品質なものを獲得している企業サイトがランクダウンしてしまい、当時は検索順位が一新されています。
当社では、このタイミングで、ほぼすべてが事業変更や倒産したと思っていましたが、実は2022年現在でも数社は残っているようです。
被リンクSEO業者に依頼するデメリット
具体的にホームページ制作後に業者に依頼するデメリットを紹介します。
初期費用が高い
お客さまに確認すると、初期費用で100万円近くコストが必要だったそうです。
100万円もあれば、ホームページ制作会社に依頼をしていれば、もっとランキングが高まる提案や、さらにはサテライトサイト作成なども十分に行え、より高い成果を出せるようになります。
営業力が強い企業だと感じ、効果がないと一般的に言われる中で、強目の予算提示になります。
従来は当社もそれほど気にしなかったのですが、それは成果報酬タイプが多く、このキーワードで何位になれば毎日金額が発生するという契約形態が多かったからです。
ただ、ホームページ制作を行ったクライアントは、当社で言えば、100万円くらいの予算を使い、そこからさらにとなると結構痛手だと思います。
さらに、成果報酬ではなく、上がるかどうかも分からず、クライアントからすれば非常に高いデメリットになります。
ほぼ間違いなく効果がない
あくまで当社の意見ではありますが、ホームページ制作後の対策効果を見ていると、被リンクの効果はほぼなく、コンテンツ作成こそ重要な対策だと感じます。
当社も以前はホームページ制作後に品質を意識した無料ブログを立ち上げていました。
しかしその効果はほぼ間違いなく0になり、1年ほど継続しましたが付けても上がらないし解除をしても下がらないという状態でした。
自社が被るデメリットすなわち支払いが成果報酬であれば良いとは思いますが、そうでないならできる限り辞めた方が良いと感じます。
サーチコンソールが見づらくなる
当社はホームページ制作後に、サーチコンソールを使って無料サポートを行っています。
そこで1点問題点があり、それはサーチコンソールが見づらくなるという点で、見れないほどではないですが、見やすい方がスムーズに作業が行え、短時間で調査が完了します。
また、さらに、効果が出なかった場合に、何が原因かを分析しますが、その際に被リンクSEO業者を利用すると、原因の特定が少し行いづらいと思います。
無料提供しているものであり、できれば短時間でスムーズな作業である方が助かります。
ホームページ制作後は被リンクSEO業者ではなくコンテンツ作成
検索順位を高めたいのであれば、ホームページ制作後に被リンクSEO業者を使うのではなく、日々コンテンツ作成を継続しましょう。
現在のサーチエンジンはコンテンツ作成を非常に重要視し、検索ワードに対してドメインでどれくらいウェブページ数があるかも評価対象です。
もちろん、低品質はまったく意味がなく、良質であるというポイントはありますが、閲覧者を意識してタイトルタグに対して、しっかりと文章作成を行うことが重要です。
当社がツイッターかフェイスブックのソーシャルメディアで確認した情報ですが、最終的に検索エンジンは、コンテンツの品質だけでランク決定をしたいそうです。
ただ、現状ではまだまだ品質だけでは適切と思えるランキングにはなっておらず、今後調整を繰り返し、近い将来では実現したいと発言しています。
検索順位だけを狙うのはおすすめである対策ではなく、本当にユーザーフレンドリーを追求した結果、ランキングも高まったという状況がベストアンサーだと感じます。