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  • 2024.03.13

ホームページ運営中に同義語を追加しても検索順位は上がらない

当社では、制作実績のお客さまに対して、ホームページ公開後に無料SEOサポートを提供しています。

あるお客さまから同義語を含めることで、検索順位が上がる可能性があるのなら、ホームページのリライトをして同義語を含めてみようと思うと相談を受けました。

そちらのお客さまのホームページでは、150ページほどあったのですが、すべてのページの読み直しを行い、同義語を含めましたが、検索順位が上がることはありませんでした。

当ページでは、なぜ同義語を含めてもホームページの検索順位が上がらなかったのかや、同義語を含めるタイミングを紹介します。

ちなみに、同義語って何?とお思いの方は、同義語とは?同義語の意識でホームページのSEO効果が向上のページをご覧ください。

ホームページ運営中に同義語を含めても検索順位が上がらなかった理由

制作実績のホームページで、運営中に、すべてのページで同義語を含めたけれども、検索順位が上がらなかった理由は、ユーザーに価値を提供できていないからだと思います。

昨今のサーチエンジンは、どんどんユーザー目線で検索順位を決定するようになっていて、同義語を含めるというリライトくらいでは、ページの内容がユーザーにとって利便性が高まっているとは言えません。

サーチエンジンが検索順位に大きな影響を与えるのは、ユーザー行動になっています。

もちろん、サーチエンジンは、個人情報保護の意味合いでホームページのアクセス解析のデータは利用していないので、基本は検索結果ページでのユーザー行動になります。

すなわち、サーチエンジンを利用したユーザーが検索結果をクリックした割合が低かったり、ホームページに訪問はしているけれども、早い段階でブラウザバックで検索結果に戻ってくると検索順位は低くなります。

このユーザー行動の最適化は、同義語を含めたくらいで結果が変わることはあり得ないので、運営中に同義語を含めても、SEO効果が発揮されることはないと判断できます。

では、ホームページの検索順位を高める同義語は、どのタイミングで意識すべきかを紹介します。

同義語を含めるタイミングは新規で文章を作成するタイミング

同義語の利用は、ホームページ制作やリニューアル、新規ページ作成、全文リライトのタイミングで利用しましょう。

運営の中で無理やり同義語を含めたからと言ってユーザー行動が最適化されることはありませんが、新規で文章を作成するタイミングであれば、効果を発揮できると思います。

その理由は、新規で文章を作成する前に同義語を調査して、メインで上位表示を狙っているキーワードと同義語の利用を意識することで、よりユーザー目線のページ作成が行えるからです。

すなわち、同義語を利用すること自体が検索順位を高めるのではなく、同義語を利用することで、ユーザーに魅力的な文章へと成長した結果、検索順位が高くなっています。

さらに、運営の中で無理やり同義語に差し替えたとしても、サーチエンジンが検索順位を決定する1つのユーザー行動が最適化されることもないので、検索順位が変わることはありません。

サーチエンジンは年々テクニックで検索順位を定めずに、ユーザー目線の追求を行っているので、同義語の利用を検討中の方は、上記を意識した実装を行いましょう。

まとめ

ホームページ運営の中で同義語を実装したとしても、成果が出ることはありません。

サーチエンジンは、検索結果でのユーザー行動や、ユーザーにとって魅力的な文章になっているかで検索順位を決定しているので、単に同義語に差し替えられた文章では、検索順位が変わらないのです。

ホームページの検索順位を高めるために、同義語の利用を検討中の方の参考になれば幸いです。