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リンクとは?6つの種類とSEO効果を高めるリンクの在り方

GoogleはリンクのSEO効果を年々弱めており、コンテンツの品質で検索順位を決定するようにしています。

しかし、リンクの効果が弱まっているというよりも、Googleがリンクの品質をチェックしており、低品質なものを無効化、良質なものだけを評価しているので、リンクの効果が弱まっているように感じるだけです。

現在でも、良質なリンクであれば、高いSEO効果を発揮することができるので、SEOに取り組んでいるWebマスターはリンクについて学ばなくてはなりません。

当ページでは、リンクとは何かや、6つの種類、タグの記述法、SEO効果を高めるリンクの在り方、SEOで考えるべきリンク対策、リンクの最適化に役立つ無料ツールを紹介します。

リンクとは

リンクとは、英語で書くとlinkになり、日本語に訳すと、動詞では「ふたつのものを繋ぐ」や「結合する」、名詞では「鎖の環」、「輪」、「絆」になります。

Web業界におけるリンクとは、正式名称をハイパーリンクと言い、ページにあるテキストや画像をクリックすると別のページへと移動する仕組みのことを言います。

リンクは、ホームページにおいて一般的な機能になり、例えば、グローバルナビゲーションや、本文で利用されているアンカーテキストなど、さまざまなコンテンツで利用されています。

当サイトのヘッダーにあるリンク

ホームページにリンクがあることで、さまざまなページへと訪問者を誘導することが可能になるので、Webマスターはテーマを定めた見やすく理解しやすいページを作成することができるのです。

また、SEO目的でリンクの仕様をお探しの方は、Google検索セントラルのGoogle のリンクに関するベスト プラクティスのページも一緒にご覧ください。

リンクの6つの種類

ホームページで利用するリンクには、6つの種類があるので、それぞれを解説します。

リンクには、テキストタイプのアンカーテキストと、画像タイプの画像リンクがありますが、リンクの種類には影響がありません。

被リンク

被リンクとは、外部サイトからリンクされることを言います。

被リンクのイメージ

上記だと、他社サイトが自社サイトから被リンクされています。

外部リンク

外部リンクとは、外部サイトへのリンクのことを言います。

外部リンクのイメージ

その他のリンク

その他のリンクは、詳細ページを公開しているので、そちらのページからご覧ください。

発リンク サイト内外のページに対してリンクを行うこと。
相互リンク ホームページやページ同士でリンクをし合うこと。
ナチュラルリンク 自然発生した被リンクのこと。
内部リンク サイト内のページへのリンクのこと。

リンクタグの記述法

リンクタグの作成では、多くのルールが存在していますが、当ページでは、Webマスターが知っておくべきリンクタグの記述法を解説します。

一般的なリンクタグの記述

一般的に利用されるリンクタグの記述は以下になります。

テキストの場合
<a href="リンク先URL">アンカーテキスト</a>

画像の場合
<a href="リンク先URL"><img src="画像のURL"  alt="ALTテキスト"></a>

これを基本形として覚えていただき、リンク先URLの記述法には、絶対パスや相対パスがありますが、お客さまは、https://から記述すれば問題ありません。

別タブが開く

リンクをクリックするとブラウザの別タブが開くリンクの記述法は以下になります。

<a href="リンク先URL" target="_blank">アンカーテキスト</a>

リンク先URLの後ろに、半角スペースとtarget="_blank"を入れることで、別タブで開くことが可能です。

target="_blank"の利用法としては以下を覚えておきましょう。

自社サイトの場合は、記述する必要はなく、過剰に別タブが開くとユーザーがストレスに感じてしまうので、自社サイトの場合は同タブで開きましょう。

他社サイトへのリンクの場合は、同タブで開くと、リンクをクリックした訪問者がホームページに帰ってこない可能性があるので、別タブで開くようにしましょう。

ただし、target="_blank"はセキュリティ上、あまりよろしくないと言われているので、セキュリティに高い意識を持っている会社であれば、すべてを同タブで開くことがおすすめです。

リンクのSEO効果をなくす

リンクを行うことで、リンク先のページのSEO評価を高めることが可能ですが、このSEO効果を無効化するタグとして、nofollow属性があります。

記述法は以下です。

<a href="リンク先URL" rel="nofollow">アンカーテキスト</a>

リンク先URLの後ろに、半角スペースとrel="nofollow"を入れることで、リンク先ページのSEO評価を高めることを回避できます。

ただ、昨今では、Googleがnofollowはあくまで参考程度にしか見ていないとTwitterで発言しており、rel="nofollow"を追加しても、SEO効果を高めてしまう可能性があります。

詳細は、当サイトのnofollowとは?設定法や使い方、ホームページに必要かを紹介のページで解説しているので、興味がある方は併せてご覧ください。

広告リンク

ホームページに広告リンクを掲載する際に、専用のタグがあり記述法は以下です。

<a href="リンク先URL" rel="sponsored">アンカーテキスト</a>

リンク先URLの後ろに、半角スペースとrel="sponsored"を入れることで、そのリンクが広告であることをサーチエンジンに伝えることができるので、過剰にリンクを掲載していたとしても、SEOスパムにはなりません。

ユーザー投稿型コンテンツのリンク

コメントや口コミなどのユーザー投稿型コンテンツがあるホームページでは、ユーザー投稿型コンテンツ内にリンクが張られた場合に導入すべきタグがあり記述法は以下です。

<a href="リンク先URL" rel="ugc">アンカーテキスト</a>

リンク先URLの後ろに、半角スペースとrel="ugc"を入れることで、ユーザー投稿型コンテンツにURLが掲載されたとしても、サーチエンジンに御社が意図的に行ったリンクではないことを伝えることができます。

ユーザー投稿型コンテンツは、SEOスパムとして利用する方もいるので、必ず実装していかなくては、御社がスパム元サイトとして、サーチエンジンからペナルティを与えられる可能性があります。

SEO効果を高めるリンクの在り方

適切なリンクを行うことで、リンク元と先ページのSEO効果を高めることが可能です。

では、どのようなリンクを設置すれば、SEO効果高まるのかを解説します。

リンクであることが一目で分かる

ユーザーがリンクであることを一目で分かるリンクを設置しましょう。

サーチエンジンは、ブラウザでの確認だけではなく、ソースコードも見ているので、リンクが分かりづらかったとしても、ソースコード上にリンクタグがあれば発見することができます。

しかし、サーチエンジンはユーザーの見栄えでホームページを評価してSEO効果を定めたいと考えているので、サーチエンジンしか分からないようなリンクを評価してくれることはありません。

そのため、リンクはリンクであることが分かるようなデザインを作成することが重要になり、ユーザーが利用してくれるリンクを設置することで、SEO効果を高めることができます。

一例ですが、リンクを指定しているテキストには青色を使ったり、アンダーラインを入れる、画像リンクの場合は画像がリンクになっていることが分かるようなデザインを作成することです。

ユーザーがリンクと一目でわかるようなデザインやレイアウトでなければ、リンクのSEO効果を得ることはできないので、意識して取り組む必要があります。

ページ同士の関連性を意識する

リンク元と先ページの関連性が重要です。

サーチエンジンは、検索クエリごとにどのページを上位表示させるかを定める際に、その検索クエリともっとも関連性が高いページを上位に表示しています。

関連性は、リンクも見られているので、関連性がないリンクはすべてが無効化されているか、過剰に行っている場合はペナルティが科せられます。

そのため、リンクを行う際には、リンク元と先ページの関連性が重要になり、闇雲にリンクを行うことはおすすめできません。

リンク元ページが高品質

サーチエンジンは、各ページの品質を確認しており、低品質なページからどんなにリンクを行っても、SEO効果を発揮することはできません。

サーチエンジンはページの品質を重視して検索順位を決定しているので、リンクの効果を得るには高品質なリンクであることが求められています。

ユーザーが利用する可能性を高める

サーチエンジンは、ユーザー行動を重視しているので、リンクの位置や上下のテキスト、アンカーテキストやリンク画像なども重要です。

ユーザーが利用しないリンクではSEO効果を発揮することができず、ユーザーが自然とリンクをクリックしてくれるような箇所に設置をすることが大切になります。

また、単に利用してくれそうだけではなく、SEO効果が出るかどうかは、本当にユーザーが利用しているかどうかになるので、日々のホームページ運営の中でリンクの調整が必要になります。

リンク切れをなくす

サイト内のページを削除した場合に内部リンク切れが発生したり、外部のホームページの場合にページが削除されるとリンク切れが発生してしまい、リンクをクリックすると404 NOT FOUNDになってしまいます。

リンク切れは、訪問者のがっかり度がすごく高くなっているので、内部リンクでは自社サイトのページを削除するのであればリンク元ページのリライトを行い、定期的に外部のホームページへのリンクが404 NOT FOUNDになっていないかを確認しましょう。

サーチエンジンはユーザーのためのページを上位表示したいと考えているので、リンク切れが発生しているホームページは、ユーザー満足度が低いと判断されてしまい、SEO効果を十分に発揮できない可能性があります。

SEOで考えるべきリンク対策法

自社のホームページに、どのようにしてリンク対策を行えばSEO効果が高まるのかを解説します。

国が運営するホームページへの登録

昨今では高い効果を出しているホームページはあまり見られませんが、国が運営しているホームページに登録することで、被リンクを獲得することができます。

国が運営しているので、サーチエンジンからも良質な被リンクと判断される可能性が高く、SEO効果を高めたい場合は、おまじない程度の認識で登録しましょう。

どのようなホームページがあるかは、当サイトで被リンクを獲得できるホームページを紹介しているので、興味があればご覧ください。

内部リンクを充実させる

サイト全体で内部リンクを充実させることも大切です。

ユーザーが利用する内部リンクを設置しながら、定期的に利用されていない内部や外部リンクを削除したり、別のリンクに差し替えて、ユーザーが利用するリンクをサイト全体で網羅させましょう。

そうすることで、高いSEO効果を発揮できることや、クロール済み - インデックス未登録対策、さらには訪問者の1人が見た平均ページビュー数を伸ばすことができるので、大きくコンバージョン率も高まります。

ナチュラルリンクを集める

現在のSEOにおけるリンク対策の基本はナチュラルリンクを集めることです。

ナチュラルリンクとは、御社のコンテンツを読んだユーザーが自発的に行ってくれるリンクになっているので、御社が行うことは訪問者がリンクを張りたくなるくらいコンテンツの品質を高める対策です。

コンテンツの品質を高めることはSEOに効果的で、さらに自然とナチュラルリンクも増えるので、効率的にSEOを行うことが可能です。

リンクの最適化に役立つ無料ツール

最後に、リンクの最適化に役立つ無料ツールを紹介します。

Googleサーチコンソール Googleサーチコンソールで被リンクや内部リンク、アンカーテキストが確認できる
リンク切れチェックツール 当社がおすすめするリンク切れチェックツールを紹介
リンク否認ツール Googleが提供するリンク否認ツールを紹介

まとめ

リンクについて解説しました。

リンクには6つも種類がありますが、どのリンクであったとしても、SEO効果を出すための考え方は共通になっているので、6つのリンクの種類よりも、どのようなリンクであれば、SEO効果を発揮できるかを優先的に学びましょう。

リンクって何?SEO効果を出すにはどうすれば良いの?とお思いの方の参考になれば幸いです。

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