- 2023.03.04
SEOリライトの効果事例
当社のホームページ制作では、公開後ほぼすべてのクライアントがSEOに取り組みます。
基本的には、新規ページ作成が中心になる対策ですが、状況次第で効果向上を目的にリライトを実施するケースもあります。
このSEOリライトで、どんな対策を行い、どんな効果を出したかをホームページ制作から会社名は伏せた実例で紹介します。
SEOリライトとは
SEOリライトとは、ホームページ制作後に新規ページ作成を継続して行っても、期待通りに検索ランクが上がらないときに行う対策です。
SEOリライトが必要になるケースはそれほど多くなく、ホームページ制作経験で言えば、約2割程度のお客さまで必要になります。
検索順位を高める対策は、ホームページを制作後にスケジュールを立てて戦術と戦略に基づく運営ではありますが、稀に低品質コンテンツと見なされるケースがあります。
低品質コンテンツは、ボリュームが少なければ、該当ページだけの話で済みますが、多いとトップページなど、さまざまなウェブページでランクが上がらなくなります。
そのため、ホームページ制作は、良質なコンテンツ作成が推奨され、品質が高いというのはサーチエンジンがブラックボックスに入れています。
日本国内で主要なサーチエンジンには、グーグルとヤフージャパン、マイクロソフトビング、ダックダックゴーがありますが、情報発信を行うのはグーグルだけです。
そして、グーグルの発言では、ユーザーフレンドリー、すなわち訪問者が求めている情報をしっかりと掲載することが良質なコンテンツであると言っています。
これを聞いてウェブマスターは、どんなページが必要か理解ができないと思われ、当社も一切できませんでした。
一点分かった点があり、それは検索順位を上げる特効薬的な対応は無く、ホームページ制作時から雑誌や書籍をイメージした原稿作成が重要です。
というのも、テクニックを非常に嫌う傾向があり、検索ランクをユーザー目線かどうかにしたいと考えています。
これは当然だと理解ができますが、もし検索順位がテクニックランキングになってしまうと、その検索エンジンは最適解を示してくれないと考え、ユーザー離れが起こります。
あるホームページ制作実績で、全文を検索エンジンが好むテクニックが満載なライティングを行ったけれども成果が出なかった経験があります。
そのことから、現状は上位表示テクニックはなく、雑誌や書籍のように、閲覧者が魅力的で知りたい情報を得られるという点が重要視されています。
唯一のポイントは強調で、上位表示したいキーワードが本文を読んでいたら自然と分かるような原稿作成です。
そのため、この強調を含め、さらにはユーザー目線のコンテンツ作成が重要になります。
SEOリライトの効果
当社のホームページ制作実績で、SEOリライトを行った効果を紹介します。
ただし、あくまでホームページ制作実績からの紹介で、圧倒的に調査対象数が少ないため、もしかしたらさまざまなパターンがあるかもしれません。
検索からのアクセス数が倍増
成功事例から紹介します。
もともとは、毎日の検索からの訪問者数が10人の企業が3ヶ月かけて全ページのSEOリライトを行ったところ、200人まで向上していました。
では、他と何が違ったかと言うと、外部へのリンクと内部リンク、画像利用です。
そちらのホームページ制作実績では、この作業を行う前に、時間がかかっても良いので、良質なコンテンツを週に2ページを作成してくださいと依頼しました。
実際に1記事目はチェックをしていますが、1文字にも気を使い、本当に読みやすい文章でした。
また、ユーザーが見たときに、もっと詳しい情報を見たいと思うタイミングで、外部や内部リンクを掲載し、ナチュラルなコンテンツです。
最後に、画像もイメージ画像は一つもなく、エクセルシートを画像化しているもので、本文の補足説明をしていました。
このように全体をユーザー目線にすれば、月8ページを3ヶ月間行い続けたところで、一気に検索順位が高まりました。
ちなみにそちらの制作されたホームページは全体で100ページなので、現在でも作業を継続して行っていています。
そして驚くべきことに、先月の25日前後ですが、1日に800人ほどを集客し、そこから落ちて、現在では500人ほどの集客力になっています。
まったく効果が出なかった
まったく効果が出なかった事例もあります。
この事例は分かりやすく、文字数や単語数、共起語を意識し、調査時間に多くの時間が取られていて、週3ページの作業量でした。
半年くらい継続しましたが、一切検索順位は上がらず、検索からの流入数向上を諦めました。
ホームページ制作会社として、昨今は上位表示ができる原稿作成テクニックは効果がないので、ユーザー目線の追求をして欲しいとはお願いしています。
ただ、どうしても数値がないとリライトが進まなかったようで、調査を実施していました。
もともとの文章は、個人的にはおかしい箇所は見当たらず、ただ順位が低くなっていました。
そこでSEOリライトを行ったのに、そこでテクニックを重視しすぎて、ユーザー目線からは少しかけ離れてしまっています。
現在のホームページ制作は、検索エンジンの方向を見ても絶対に良い結果は得られないため、訪問者のために原稿作成を徹底しなくてはならないという例になります。
ホームページ制作後は新規作成とSEOリライト
ホームページ制作後は、新規作成に全力で取り組みましょう。
そして、この新規作成は8割がそれだけで上位表示を実現し、残り2割はSEOリライトが必要で、そのときに、数値データを確認した調整はなく、訪問者目線かどうかを確認します。
そうすれば、必ず御社サイトは期待以上の検索順位へと成長し、多くの成果を獲得できます。