- 2024.01.23
SEO疲れのときに行うホームページの集客対策
ホームページのSEOを成功させるには、長期間にわたり、多くの運営を行わなくてはなりません。
SEO難易度が高いキーワードで上位表示を狙っている企業ほど、ホームページ運営の期間や日々の更新量が多くなるので、ウェブマスターによっては、SEO疲れが発生してしまう恐れがあります。
当ページでは、そういった場合にでも、ホームページの運営を辞めてしまうことはおすすめではないので、SEO疲れでもできる集客対策を紹介します。
SEO疲れでホームページの運営を辞めてしまうデメリット
SEO疲れが発生すると、新規ページ作成やリライトが思うように進まなくなります。
そのため、制作実績のお客さまの多くが、SEO疲れが発生すると、ホームページの運営を辞めてしまうケースが見られます。
しかし、少しの期間はSEOを休むべきだとは思いますが、ホームページの運営を辞めてはいけません。
ホームページの運営を辞めてしまうと、せっかく更新する習慣ができていたのに、次に再開するハードルが大きく高まったり、再開したときに作成した原稿の品質が落ちてしまう可能性もあります。
そこで制作実績のお客さまには、SEO疲れが発生した場合には、しばらくの間はSEOを辞めてしまっても良いと提案しており、ただしスケジュールを定めて、具体的に再開する日にちを定めています。
さらに、SEOを休んでいる期間に、以下で紹介する集客対策をお願いしています。
SEO疲れが出たときに行うべき集客対策
SEO疲れが発生した場合に提案する集客対策では、作業量が少ないことが大切です。
SEO疲れの原因は、検索順位や訪問者数が増えないのに、毎日、多くのホームページ運営を行っていることになるので、原稿作成量は少ないけれども、品質を考えながら行える集客対策がおすすめです。
Twitterの運用
Twitterは、最大の投稿上限が、テキストが140文字、画像が4枚までになるSNSです。
ネットショップであれば、どんなタイミングでどんな投稿を行うかを検討することで、売上向上に繋げることが可能です。
SEO疲れが発生したので、Twitter運用を開始した制作実績のネットショップが行った対策を紹介すると、そのネットショップでは、株主優待券の販売を行っていました。
Twitterに投稿する内容は、飛行機の遅延や延期が発生した場合に、「遅延した原因」と「チケットの買い直しを行う際に料金を下げることが可能である」というテキストと共に、「遅延した航空会社のチケット販売ページへのリンク」を掲載しました。
作業量と比較したときの費用対効果は高く、Twitterを投稿することで、ホームページの売上が10万円くらい向上しています。
また、コーポレートサイトやサービスサイトの場合は、売上向上に繋げる難易度は高いですが、訪問者数を増やすことは可能なので、被リンクの獲得が行えるケースが多いです。
このように、何を目的にしてたTwitterかを考えて、どのタイミングでどんな投稿を行うかを検討してから運用することで、新たな見込み顧客の集客が可能になります。
Googleビジネスプロフィールの運用
Googleビジネスプロフィールとは、Googleが提供するSNSで、少ない文字数のテキストや画像をアップロードすることができます。
GoogleビジネスプロフィールがGoogleマップで3位以内にランクインができれば、検索結果ページで、SEOで1位を取っているホームページの上位にあるローカルパックに表示させることが可能です。
ただし、ホームページが上位表示を狙っているキーワードで検索したときに、必ずローカルパックが表示されるわけではなく、Googleがローカルパックを表示した方が良いと判断している場合のみ表示されます。
また、Googleビジネスプロフィールで上位表示を狙う方法はMEOと呼ばれ、簡単に言うとユーザーのための運用を行うことで、上位表示が実現できます。
制作実績のホームページの結果から見ると、飲食店や士業、美容室などの店舗型ビジネスを提供されている企業ほど高い効果を発揮しており、その他の業種では、仮にMEOで成功して1位表示を実現できたとしても、多くの訪問者数は獲得できていません。
ただし、訪問者数が0ということはないので、SEO疲れの期間の間に、ユーザー目線の投稿を繰り返すことがおすすめです。
無料ブログの運営
SEO疲れの期間に、無料ブログを運営することもおすすめします。
現在でも、良質な無料ブログを運営していれば、ホームページの成果を増やすことが可能ですが、SEO疲れであるため、普段よりは力を抜いた運営を行っても良いでしょう。
力を抜くうえで大切になるのが、ユーザー目線の文章作成です。
普段から原稿作成に取り組んでいる方は別ですが、SEO疲れが発生している期間に原稿作成を一切行わないと、再開したときにユーザー目線とかけ離れた文章しか書けなくなる恐れがあります。
これを回避するために、無料ブログを使ってユーザー目線の原稿作成を継続することで、再開したときにも高い品質の文章作成が行えます。
ただし、SEO疲れが発生しているときに、良質な無料ブログを作成すると、いつまで経っても疲れが取れない可能性があるので、自社の状況に合わせて利用するようにしましょう。
まとめ
SEO疲れが発生したときに行うべきホームページの集客対策を紹介しました。
これまで多くのホームページにSEOサポートを提供してきた経験から見ても、SEO疲れほど厄介なものはないと思います。
毎日のホームページ運営が原因でSEO疲れが発生した場合は、SEOを辞める期限を定めて、代わりに当ページで紹介した集客対策を行ってはどうでしょうか。