- 公開日: 最終更新日:
AIOSEOスコアとは?点数を高める方法やSEOとの関係性を解説
AIOSEOスコアをご存じでしょうか。
AIOSEOスコアは、WordPressのプラグインになるAll in One SEOを実装すると表示される点数のことを言い、点数を高めることで、検索順位が高くなる可能性があります。
当ページでは、AIOSEOスコアとは何か、点数を高める方法、活用法、制作実績から見るAIOSEOスコアとSEOの関係について解説します。
目次
AIOSEOスコアとは
AIOSEOスコアとは、WordPressにプラグインAll in One SEOを実装すると表示される点数のことを言います。
投稿画面に表示されるだけではなく、他にも一覧ページにも表示されます。
さらにサイト全体のAIOSEOスコアは、左ナビゲーションのAll in One SEOをクリックすると表示されます。
AIOSEOスコアは、SEOで重要なポイントを指標にしているので、点数を高めれば検索エンジンに最適化され、ホームページの検索順位が高まりやすくなる魅力があります。
ただし、AIOSEOスコアは、All in One SEOが定めている点数になるので、検索エンジンがどのように評価を行うかは別の話になり、あくまで参考指標としての利用でなくてはなりません。
単純に、AIOSEOスコアを高めるためだけに対策に取り組んだとしても、SEO効果が発揮することはないので、利用するのであれば、そこは注意をしなくてはなりません。
AIOSEOスコアで点数を高める方法
AIOSEOスコアを高める方法を解説します。
また、AIOSEOスコアで合格しているポイントや不合格になっているポイントは、投稿画面を下部にスライドすれば表示されています。
ホームページにAll in One SEOを実装しているのであれば、一度はチェックしておくようにしましょう。
ページタイトルの長さ
AIOSEOスコアでは、極端に長いや短いページタイトルだと点数を下げられてしまいます。
点数が高くなるページタイトルの文字数は20から39文字になり、この範囲の文字数であれば11点向上します。
ページタイトルって何?とお考えの方は、ページタイトルとは?の記事をご覧ください。
meta descriptionの長さ
AIOSEOスコアが高まるmeta descriptionの長さは、121文字から160文字の範囲です。
Googleがmeta descriptionとSEOには直接的な関係がないと発言をしているためか、この範囲の文字数で作成しても4点ほどしか変わりません。
当社の経験では、meta descriptionとSEOの関係性として、上位表示を狙っているキーワードとホームページの関連性や、検索結果でのクリック率を高める効果があるので、必ず記述すべきと言えます。
meta descriptionって何?とお考えの方は、meta descriptionとは?の記事をご覧ください。
コンテンツの長さ
当社はあまり気にしたことがないのですが、AIOSEOスコアでは、4,000以上の文字数を評価しています。
ただ、4,000文字以上の記事を書いたとしても、3点ほどしか変わりません。
そのため、苦労をして4,000文字も記述する必要はないと思われ、現在の検索エンジンはページタイトルに対してユーザーが満足できるコンテンツを評価しています。
AIOSEOスコアで、必ず100点を取るという場合は別ですが、そうでなければ意識する必要はありません。
内部リンク
内部リンクとは、サイト内の他のページへのリンクのことを言います。
適切な内部リンクであれば、AIOSEOスコアを8点ほど高めることができます。
この適切と言うのは、リンク先ページとの関連性になり、ユーザーが思わずクリックしてしまうようなアンカーテキストを使った内部リンクが重要です。
たとえば、まったく関係がないテキストに内部リンクを設置しても、AIOSEOスコアは伸びず、リンク先ページのタイトルで利用している文言をアンカーテキストにすると、AIOSEOスコアが向上します。
内部リンクの適切な設置はSEOに大きな影響を与えるので、1ページに1つは設置しましょう。
外部リンク
外部リンクとは、外部のホームページから得ている被リンク、または外部サイトへの発リンクのことを言い、ここでの外部リンクは発リンクのことを指します。
外部リンクがあると、AIOSEOスコアが8点ほど向上します。
こちらはアンカーテキストなどは関係がなく、外部サイトへの発リンクであれば、どのようなものでも点数が加算されています。
ただ、関連性のない外部リンクを設置することは、ユーザー満足度の低下を招くだけなので、SEO効果が減少するリスクがあり、訪問者に価値あるものだけを設置しましょう。
画像の活用
関連性のある画像を2枚以上配置することで、AIOSEOスコアが2点ほど向上します。
装飾目的ではなく内容に沿った画像を活用することが大切であり、さらに画像を使う際には、alt属性を記述することでSEO効果が高まりやすくなります。
hタグの利用
hタグとは見出しのことを言い、利用することで、AIOSEOスコアが3点ほど向上します。
hタグを利用することで、ユーザーがページの内容をスムーズに理解することができるので、AIOSEOスコアが向上します。
さらにhタグは、検索エンジンも重要と考えているので、各hタグにそのページで上位表示させたいキーワードを含めることで、SEO効果も高まる可能性があります。
遷移語の利用
遷移語とは、「たとえば」や「つまり」などの文章を繋げる言葉のことを言います。
遷移語を利用することで、AIOSEOスコアが5から10点の間で向上し、この点数差はおそらく文章の読みやすさで定められていると感じます。
遷移語は無理に利用する必要はなく、文章を書いていて自然に含めることができる場合に利用しましょう。無理に挿入した結果、AIOSEOスコアの点数は上がったけれども、SEO効果は落ちたとなっては本末転倒です。
文章の読みやすさ
点数は不明ですが、文章の読みやすさもAIOSEOスコアに影響を与えます。
一般的に言われている文章の読みやすさは以下になります。
- 句読点を適切につける
- 接続詞を使う
- 適切なタイミングで段落を変える
- 同じ文末表現を過剰に利用しない
読みやすい文章は、AIOSEOスコアに影響するだけではなく、検索エンジンの評価にも関わる重要なポイントです。そのため、上記はあくまで参考として捉え、ユーザーがストレスなく理解できる文章を意識することが最も大切です。
AIOSEOスコアの活用法
AIOSEOスコアの活用法は、文章を書き終えた後の読み直しで利用することがおすすめです。
AIOSEOスコアは、SEO効果には直結しませんが、SEOで重要なポイントから点数が定められているので、できる限り高得点を取った方が良い結果であることは間違いありません。
そこで、文章を書き終えた後、AIOSEOスコアを確認して、駄目だった点を確認しながら読み直しましょう。そうすることで、リライトの効果がさらに高まり、SEO効果を発揮できる可能性があります。
ただし、点数はあくまで目安です。そのため、点数を下げている要素を確認して、本当に修正が必要かどうかをサイト管理者自身で見極めながら調整することが大切です。
制作実績から見るAIOSEOスコアとSEOの関係
当社のホームページ制作実績から、AIOSEOスコアの点数と実際のSEO効果との関係を紹介します。
鍼灸治療院
鍼灸治療院のホームページでは、AIOSEOスコアが異常に高いです。
大半のページが100点を取っており、サイト全体の平均で見ても、81点となっています。
さらにSEO効果も高く、1日に400から500人を集客しています。
鍼灸治療院に、「AIOSEOスコアを気にしているか」と確認したところ、基本的には見ておらず、ページのリライトを行う際に見ることがある程度だそうです。
「ユーザー目線を追及していれば、自然とAIOSEOスコアも上がった」とおっしゃっており、まさに理想的な活用法になっていると感じました。
ANA・JAL株主優待格安販売
ANA・JAL株主優待格安販売のネットショップでは、各ページが80点から90点の間を推移しています。
サイト全体で見ると、少し低めになっており、65点になります。
あまりSEOに取り組んでいないので、サーチコンソールのデータとしては、1日に150人前後となっています。
SEOとは、関係がないAIOSEOスコアではありますが、細かく見ていくと、点数と検索順位が関係しているケースを多く見かけます。
そのため、ホームページのSEOに取り組んでいるサイト管理者は、最低限の意識はしたほうが良いでしょう。
まとめ:AIOSEOスコアは指標として賢く活用しよう
AIOSEOスコアは検索エンジンが定めた評価基準ではないため、点数を上げただけでSEO効果が高まるわけではありません。しかし、実際の事例では高得点を獲得しているホームページほどSEO効果が高くなっているケースは多く見られます。
そのため、ユーザーにとって価値のあるコンテンツ作成のための参考指標として活用することが重要です。
最終的にはユーザー目線を意識するこそがSEO効果につながり、自然とAIOSEOスコアも高まります。