- 2023.10.07
成果が出た士業のホームページ制作法とは
当社の知り合いの士業から、ホームページ制作の発注をいただきました。
これまでは、紹介で仕事を獲得されていた士業になるので、新規開拓よりも、紹介された際に見栄えが良いホームページを制作したいと依頼をいただいています。
現在、その士業のホームページでは、高い成果を実現しているので、当ページでは、どのように士業サイトを制作して高い成果を実現できたのかを紹介します。
士業のホームページで成果が出た理由
士業のホームページで成果が出た理由は、ユーザー目線のホームページを制作できたことにあります。
士業の希望としては、紹介された方が社名で検索をしたときに、何を行っているのかや、どんな特徴があるのかを明確に分かるようにしたいことであったため、サイト構成やワイヤーフレーム、デザイン作成で、さまざまな指摘をいただくことになっています。
ホームページ制作は大変でしたが、効果の高さから、当社も満足感の高い案件になっています。
現在のホームページで成果を出すためには、ユーザー目線の追求がもっとも大切になっており、士業と当社で一緒になって、細部までユーザー目線を追及できたホームページとなった結果、高い成果を実現できたと思います。
成果が出た士業のホームページ制作法
予算を抑えるために
もともと、士業自体は、ホームページ制作の必要性を感じていませんでした。
そのため、いきなり高額な料金を提案すると、案件がスムーズに進まないと考えたので、予算を抑えたサイト構成のホームページを提案しています。
当社が作成したページ数としては、約10ページ前後になっており、さらに複雑なシステムを実装するのではなくシンプルなホームページを提案して、約60万円の見積書となっています。
当初は少し高いと考えらえていましたが、スケジュールを提案したときに、約3ヶ月と話をすると、月に20万円になっていると理解をいただき、発注をいただくことができました。
デザインの参考サイトは大手メーカー
士業がホームページで売り出したいサービスは、対企業ではなく個人がメインターゲットのホームページになっていました。
お客さまとの打ち合わせでデザイン参考ギャラリーのホームページを見ていると、どの士業もデザインが少し堅いとおっしゃられていたので、大手メーカーサイトを参考サイトとして提案しています。
士業に提案をすると、ターゲットの年齢や性別などが一致すると理解をいただくことができ、士業のホームページではありますが、大手メーカーを参考にデザイン作成を行っています。
もちろんですが、大手メーカーのデザインは、参考にしただけで、そのままパクったわけではなく、士業と大手メーカーのホームページを見比べても、完全に別物のデザインと感じられるようになっています。
ユーザーニーズを考えたコンテンツ作成
士業のホームページは、紹介で社名検索を行う方が訪れるホームページです。
そのため、SEOなども一切関係がないので、できる限り少ない文字数にしながら、画像を利用して、敷居の低さをアピールしています。
もちろん、闇雲に画像を掲載してるわけではなく、SEOは関係がありませんが、すべてのページで上位表示ワードを定めて、そのキーワードでGoogle検索を行った方が訪問する想定で、コンテンツを決定しました。
その結果、当社の制作実績のホームページではほぼ見られないくらい、ビジュアルがメインでテキストが少ないホームページとなり、内容は分かりやすいページになっています。
見込み客を効率よく集客するために
士業としては、社名でのGoogle検索で1位表示できれば良いと言っていましたが、今後集客対策が必要になる可能性も踏まえて、SEOとTwitter運用を提案しており、士業が選択されたのがSEOになっています。
ただ、見込み顧客を集客したいとは考えていなかったので、ブログを作成してそこにノウハウを公開するのではなく、お客さまの声を作成させていただき、そこを更新するようにお願いしています。
士業の仕事が完了した後に、エンドユーザーにアンケート用紙を渡して、その内容をホームページを更新できる管理画面に入力することと、お客さまの声の用紙をJPGに保管してアップロードするだけになっています。
これくらいであればできるとおっしゃっていたので、この対策を継続していただくようにしています。
まとめ
士業のホームページ制作が完了した結果、紹介案件数が増えたとお喜びをいただきました。
また、更新頻度も少ないので、決してSEO効果は高くなく、さらにSEOからの問い合わせは0になっていますが、それでも狙っているキーワードで2ページ目にランクインをしており、今後お客さまの声が増えるにつれて、少しずつ問い合わせがありそうに感じています。
また、ホームページを制作した結果、作業量が増えることを懸念されていましたが、現状では、ホームページにかかる作業は、お客さまの声だけになっています。
士業の目的になっていた紹介からの案件数が増えているので、高い満足をいただけたホームページ制作と言えます。